鹿児島県薩摩川内市が2014年4月、路線バスに導入した大型EV(電気自動車)は全国に先駆けた取り組みだった一方、故障が相次ぎわずか5年で運行終了した。非常用電源や地域イベントの展示品として保管されていたが、20年に新型コロナウイルス感染が拡大。イベントの中止が相次ぎ、活用される機会がほとんどないままに今夏、処分された。充電設備などは9月上旬に撤去された。

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