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2022/09/25(日) 08:45:22.175ID:UuGkkUdqa社会
死亡した三菱ふそう社員、5年半前の決定覆し過労死認定…「月80時間」未満でも過酷な環境考慮
2022/09/25 05:39
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三菱ふそうトラック・バス(川崎市)の京都支店で2015年、勤務中に体調不良になり、急性心不全で死亡した男性社員(当時38歳)について、京都下労働基準監督署が5年半前の労災不認定の決定を覆し、今年6月に労災認定したことがわかった。男性は「過労死ライン」以下だったが、高温多湿の過酷な環境で整備作業に従事しており、厚生労働省が昨年改定した労災認定基準に照らし、過労死と判断された。
遺族の代理人弁護士によると、新基準での認定見直しは珍しいという。
男性は京都支店(京都府向日市)で自動車整備に従事していた15年7月、体調不良を訴えて入院し、その日に死亡した。同労基署は16年11月、亡くなる直前2か月の時間外労働が平均月74時間で、過労死ライン(月80時間)に満たないとして、遺族からの労災申請を退けた。
男性の遺族は19年12月、国に決定の取り消しを求めて京都地裁に提訴して係争中で、京都下労基署は改めて検討。時間外労働に加え、車の洗浄作業で、空調設備がない工場で50~60度の高温のスチームを使っていたことから「著しい疲労の蓄積をもたらす過重労働が認められる」とした。