小説ワナビが書きがちな戦闘描写とその改善策について考えるスレ
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・例文
敵は剣を手に飛びかかってきた。
上から振り下ろされた刃を俺は自分の剣で防いで止めて蹴りを放った。
相手はそれをギリギリでかわしてこちらの死角に潜り込んだ。
見えない位置からの攻撃は俺の脇腹をかすめた。
すかさず放ったこちらの反撃は、空を切った。
が、さらに粘って放った次の一撃がようやく敵の体に食い込んだ。 あくまで俺の印象だけどワナビはターン制バトルになりがちな気がする
あとメリハリのない描写 ・詳細化(と正確化)
行く手をふさいだ大男の体から、突如鮮烈な殺気が迸るのを感じた。
とっさに抜き放った剣で俺の脳天に振り下ろされた刃を受け流す。
低く膝を狙って蹴りを返すがそれはすんでのところでかわされた。
逆に死角に潜り込まれて背中にひやりと悪寒が走る。
ギリギリでひねった脇腹をに小さくない痛みが走って、相手の攻撃を何とかしのいだことを知る。
その隙に返した一撃が、ようやく大男の体に届いた。 とりあえず前に指摘された一人称視点の徹底あたりを改善
>>4
わかる
のっぺりと長いんだよな なんで死角の位置に潜り込んだのを一人称の人が認識してるんだ?
しかも見えない位置からの攻撃がなんで当たんないんだ? ・簡略化
敵は剣を手に飛びかかってきた。
一瞬のうちに放たれた連撃を俺は勘だけでさばき、続く猛追もギリギリでかわしきる。
わずかにバランスを崩した敵の隙を見逃さず、俺は敵の胴を切り裂いた。 とりあえず簡略化
無駄な引き延ばしはせずに省略するのはいいことと思う
>>7
だな
詰めが甘かった
>>8
そこらへんを前に指摘されて直してみたのが詳細化バージョン >>10
やっぱりぼやかすところと細かくやるところのメリハリだよな
あとそのさじ加減を見極める目利き 文面と言うかはこんなもんだけど後は内容だよな
優勢劣勢をはっきりさせる感じの
>>12
言うほど定期か?
まあこれが最後 ・優勢劣勢の明確化(主人公の優勢)
敵は剣を手に飛びかかってきた。
振り下ろされる刃を防ぎ、死角からの蹴りを避け、俺は鼻歌交じりに飛び退る。
相手は必死で追いすがってくるが、決め手を欠いたその攻撃は見るに堪えないものだった。
隙を見つけて足を払う。
転倒した相手の手を踏みつける。
指の骨を砕かれて、敵は剣を手放した。 >>14
せっかくそこまで行くならもうバトル抜きでやろうぜ! これ雑魚戦だろうからこれぐらいでさっさと話進めたほうが絶対いいわ
こんなところで字数使うべきじゃない ・優勢劣勢の明確化(主人公の劣勢)
敵は剣を手に飛びかかってきた。
上から下から死角から、縦横無尽に繰り出される刃に俺はなすすべもなく翻弄される。
何とか受けきるだけで精いっぱいだ。
それでも一瞬の隙を見つけて相手の膝へとつま先を放つ。
だが逆に脛を打たれて体勢を崩し、軸足を払われ地面に転がった。
打つ手なし、万事休すだ。 >>18
簡略化と主人公の優勢の明確化をミックスさせるといい感じかもな >>17
客観的な描写っていらんと思う
刀がどこどこに当たりましたとかくどいわ
それより人間の感情とか内面描写でピンチになったとか描いて必殺技でもやってりゃええと思う 視覚以外の描写を入れることがコツじゃね
知らんけど その戦闘に至る過程の方が重要で戦闘そのものの描写とか割と読み飛ばしそう ・簡略化と主人公優勢明確化のミックス
敵は剣を手に飛びかかってきた。
一瞬のうちに放たれた連撃を俺は鼻歌まじりにさばいて流して、適当なところで足を払って組み敷いた。
力を込めると、敵の肩が外れた。 こんなこと言ったら身も蓋もないの承知だけどさ
ぶっちゃけキンキンキンキンの方がテンポ良くね? >>21
わかる
刀をどんな風に振ったとかマジでどうでもいいんだけどでも割とやりがちなんだよなワナビ
>>22や>>23の言う通りそれ以外の、戦闘に至るまでも含めた要素で勝負した方が絶対にいい まあ今回は戦闘描写のみを切り取って考える方向でどうか一つ
>>25
あれはテンポ重視だからその方向性では勝ち目ないだろ
ただ、あれもなんか改善できるポイントはある気がするけど 「うおおおおお」敵の刃がきらめく。
ガキィン。
すんでのところで俺はそれを受け、とびっきりの蹴りを放つ。
敵はそれをひらりとかわし、俺の死角に潜り込む。
どこだ、奴はどこにいる。
シュッ。
敵の切っ先が俺の脇腹を掠める。
危ない!
ヒヤリとした汗が背中を伝う。
すかさず反撃するも空振りだ。
シット!でも更にもう一発。
根性で放った次の一撃はどうやら報われ、冷たい鉄の塊が敵の肉を割いた。 >>28
擬音とのミックスか
>>29
あまり数は読んでないけどエグさ半端なかった記憶 戦闘描写だけだとくどいというか基本読み飛ばすから途中に心の声なりいれたほうがいいんじゃないかな
あとは余裕を見せるセリフを入れるとか ・とりあえずの全のっけ
行く手をふさいだ大男の体から、突如鮮烈な殺気が迸るのを感じた。
俺はとっさに抜き放った剣で相手の斬撃を防ぎ、飛び退って、続く突きをかわした。
大男は鋭い足さばきで追ってくる。
低い蹴り、死角からの投げナイフ、足払いに体当たり、相手の攻撃は嵐のように目まぐるしい。
つけ入る隙を見つけられないまま、俺は転がされ、気づいた時には地面に押さえつけられていた。
相手は勝ちを確信したことだろう。
俺が大男でもここまでやれば気が緩む。
だからこそそれは隙だった。
俺は気づかれないように拾っていた敵の投げナイフを、大男の足の甲に突き立てた。 感情を描いた方が分かりやすい感じがする
例えばエロ小説でも右腕で乳房を揉みしだき股間に左手を伸ばした…だけだと別にエロくないというのか??
セリフを使って応答したり攻撃を食らったことによってピンチを現したり焦らし入れるなら何か工夫が欲しいなあ
情景描写が延々に続いてもよくわからんちん >>32
語り?部分はいい感じにメリハリつくもんな
やってみるわ >>34
心情思考の部分だな
>>36
さじ加減がようわからん 敵は抜いた剣を振り翳して飛んだ。
上段に叩き付ける刃を俺はかろうじて凌ぎ、鍔迫り合い越しに蹴る。
奴は膝を振って蹴りを虚空に逃し、次の瞬間に俺の死角に滑り込んだ。
脇腹に痛みが走る。かすり傷だ。
いる筈の位置に放った反撃は空を薙ぐ。
と、諦めずにどうにか体を動かし、遂に一撃を加えた。 理屈だけで書いてもあれだな
所詮俺も小説ワナビが書きがちな戦闘描写を書くワナビってことか べつに戦闘描写を事細かに書く必要なんてない
>>5
行く手を塞いだ大男は殺気と共に襲いかかってきた。
繰り出される剣勢は激しく受けるだけで精一杯になってしまった。
なんとか隙きを探るも見当たらない。
このまま粘ったところで勝ち目はない。
状況を変えるため大きく後退し反撃の機会を探ることにした。 >>38
言葉選びは格好いいんだけど文面だけ変えても効果薄くね?
>>40
まだちょっと細かくないか? >>39
諦めんなよ。
プロットとしてはいい線行ってんだから。
そうじゃなきゃ推敲なんて誰もしない。 文章や描写が上手でも
面白くなかったら
面白くないです。で終わりやねん >>42
気持ちはありがたいけどお前らが親切なだけだと思う >>43
結果が全て、なんだが
なんというか初心者がやりがちな失敗を抜け出す方向性が欲しいというか >>44
そうだろうか
あえて変な描写書いたつもりだし>>44の持ち味を制限しちゃったんじゃないかと思う >>41
そもそも剣を振ったとか反撃したとか書いてもそこにリアリティはないんだよ
痛みだけでかすり傷かどうかなんて判断でんしな
>5で言うなら
・蹴り放ったあとどんな死角に潜り込むのか?
・背後から攻撃されてなんとかかわしたところで大男にスキなんてあるのか、主人公側に反撃できる余裕があるのか
とかな >>47
……それはちょっと思ってた
簡略化に勝る武器ってそんなには思い浮かばない >>33
これも正面にいるはずなのにどの死角を使ってんだよとか
どういう位置関係で投げナイフ拾ってるんだとか 状況の表し方とかも結局キャラ描写になり得ると思う
主人公が滅茶苦茶強いなら雑魚敵瞬殺させる前フリからの強敵とのバトルを描写したらハラハラさせる展開とかになるわけで
戦闘描写だけの話は難しい
感情移入のさせ方が小説はデカイと思う >>52
リアリティ攻められると弱いな
今回は急ごしらえで用意したってことでどうか一つ >>54
自分でターン制で書きがちって言いつつターン制で書いてるのがな
行動をいちいち書くんじゃなくて状況を書けばいいだけじゃないか >>53
戦闘描写からどんなキャラかわかる場合もなくはない
上の優勢劣勢の奴とか
それでも戦闘描写以外の部分の補助程度だろうけど >>48
シンプルな方が良い場合もある。
小説も戦略あるから >>59
前読んだな
こういうのの具体例みたいのがやりたかったんだが >>60
ポイント高くて読まれてる作品と、全く読まれていない作品読めばすぐわかるよ
小手先で戦闘描写はどうこう考えてる時点で論外よ
もう少しエッセイ読み込んで理解して来て ・心情やセリフの追加
無駄な言葉もなく大男は踏み込んできた。
裏切りをなじられないことが少し悲しかった。
じゃあ、これでさよならってことなんだな。
吐いた息と共に剣を抜き放ち、飛んできた鋭い斬撃をうち払う。
「……来い! 終わりにしてやる!」
俺の声にやはり何も答えず、敵はもう一振り、剣を抜いた。 >>49
格闘技も肉体労働もした事ないのか。
大怪我は痛みないんだぞ。 三国志とか昔の小説みたいにごっそり省いてもいいのでは >>58
大男が何をした、主人公が何をした
で進めるんじゃなくて
大男の行動に対して主人公がどう分析して、同対応するかを書けばいいんだよ
その対応も防いだ、攻撃したみたいな単発の行動じゃなくて、どう相手の攻撃に対応するか、スキを作るかみたいな戦術思考な
そもそも主観視点だからってそんな戦闘中に相手がこうしたからこうしようみたいなこと考えてるわけないからな
ほとんど反射だよ 相変わらず文字並べるだけの批評家擬き多いな
>>9は俺もいいと思うよ。 >>61
一応何となくはわかってるつもりで小手先みたいな具体的な部分から詰めて行けないかとは思ったんだが >>65
ほならねじゃないんだが分かりにくいんでちょっと実際やってみてもらえると助かる
>>66
「批評家擬き」は誰よりも俺に一番刺さるから >>63
大怪我したことあるかどうかで仕事関係ないやん
痛みあるからかすり傷だって判断もおかしいだろ >>70
なるほど攻防は簡略化してちまちましたやり取りを大まとめに括って、戦略的思考とかを代わりに入れるってことか なんか簡略化できる部分はなるたけ簡略化してあいた部分に何を詰めるかを考えるのが第一歩って感じなんだな
いつかはそこからバトル内容だったりストーリーとの関係だったりをスムーズに語れるようになりたいわ >>71
まぁこまごま書くやり方もあるけど
それを小説でやる必要はないなと
そこに注力して肝心の心理描写おろそかにされても残念だし
覚醒シーンとか動体視力上がった描写とかで挟むのはありだけど
普段からクドクドやられると読み飛ばすようになる >>69
お前本当に何の才能も無いな
運転免許取る時も危険予知の講習も受けた事無いとか
どんな人生送ったらそんな風になるの?
殴り合いの喧嘩もした事ないだろ。 >>74
骨折しても痛いし指落としても痛いぞ
それでもかすり傷か? >>67
小説としての面白さを考えるならば小手先での戦闘シーン考えるより、プロット組んで全体のストーリーをしっかりさせろって話だ
戦闘シーンなんてストーリー全体から見たらほとんど役に立たないよ >>76
戦闘シーンだけで何とかしようってつもりじゃなくて、全体のストーリーをしっかりさせた上でそれを補助する戦闘シーン書けないかなと思ったんだよね ストーリーがしっかりしてても、いざ戦闘シーンを書く必要に迫られた時例文みたいなやり方だとちょっとなってならない?
本当は小手先よりもちょっと上くらいの話をやりたかった >>74
というか運転講習でかすり傷かどうかの話なんてするか? >>77
ジャンルやストーリーによって必要とされる戦闘シーンは異なるし、ワナビが戦闘シーンに注力すると文字数脹れて全体のバランス崩す事になるよ
そもそも戦闘シーンを書く意味をプロット段階で考えておけば必要なものは見えるかと
もし作品書いた経験ないなら好きなように書いていいよ
1度は経験しないと理解するの難しい話だと思うから >>80
書いたことあって難しいなって思ったよ
だから下手に膨れないように省略のバージョンも考えてもみた
まあワナビは例文のようになりがちだからどうしようって話に賛同してもらえないならどうしようもないけど >>81
その戦闘シーンで何を表現したいのって話でしょ でもなんだろうな
自分でもどう話を進めればいいのかわかりかねてる部分は確かにある
ターン制でメリハリのないバトル内容が諸悪の根源っぽいからそこらへんを変えて行ければとは思ったけど
でもその具体的な部分はストーリー次第って事なんかな >>82
その部分を具体的にどういう風にすればいいのかを考えたかったのがこのスレなのかもしれない >>81
ターン制バトルとか考えてる時点でそもそも理解から外れてるのよ……
大切な事は戦いで何を読者に伝えたいの?って話
そもそも>>1は戦闘シーンを書きたいから書いてるだけじゃない?
何のために戦闘シーンがあるの?
読者に伝えたいメッセージがないと戦闘は意味が無いのよ
それがエッセイに書いてある本質 一言で戦闘描写と片付けるのがアレだ
「お話」の中で軽い重いがあるだろう あーでもそうか
「例えばこういうストーリー背景を設定した上でこういう方針で書けば見れるバトルになる」っていう風にやるべきだったんだな
失敗だ
ありがとう >>85
エッセイの要はさすがに分かってる
速い話そういうのを具体的にやれないかと思ったんだ >>87
いやなんでバトルが主体なんだ
ストーリー上必要だからバトルを入れるんだろ
バトル書きたいならトーナメントでもやってろ >>88
具体的にと言うならば、何度も言うけれど何故戦闘シーンを書く必要があるのかと言う問に答えを出してみなよ
それで読者に何を伝えたいのかも
明確に出せる? >>90
俺は例文みたいな目的が不明確な描写が好きじゃない
文面だけいじるのも嫌
だから描写の目的を明確に設定して戦闘の内容部分から適切にした戦闘シーンが書けないかと思った
こういう推敲スレでいつも思ってたんだけどうまくいかなかった >>91
反省かな
推敲スレで戦闘描写やりたいなら、ジャンル設定とストーリーのあらすじもってこい
そうすればわかる人なら乗ってくるけれど、結局のところ基準になる人いないと善し悪しの判断つけられないから推敲の意味はなさそう 普通の順番ではストーリーを考えてそれを盛り上げるバトルを考える
でも今回は「例文みたいなバトル描写があった時、それを読める描写にするには」っていう話だからちょっと厄介だったんだな >>92
例文に適しそうな設定とストーリーをそれぞれでっちあげて持ち寄って文章生成するのもいいかもしれない しかしこうなるとアレだな
戦闘描写に限らずどんな描写もストーリーや全体抜きで語るのは無理そうだな >>93
ジャンルによってはそもそも盛り上げるバトルも必要なのかって話もあるし、全体の流れ的に文字数の制約も出てくるし、ちょっとだけで話が出来るはずは無いと思う
だからこそ、戦闘描写でキャッキャウフフしてるワナビ見てると微笑ましく思うわ >>95
そう。それが真理
例えばキンキンキンも大概の人はそこだけ切り取って話してるし、小説としての面白さを見るならば、あんまり意味は無い >>96
お前できるんだろうけど嫌な奴だ
でもお前なら例文に合う設定とストーリー作っていい文章に改造できそうだな ワナビの戦闘描写がいまいちなのは、背後にストーリーがないから
あったとしてもそれが反映されてないから
多分この辺が総括 >>99
良い総括!
ワナビ越したらこの考え方が普通になるんだよ…… >>102
いや、なんつーか……自覚ないならいいや 敵は剣を手に飛びかかってきた
上から振り下ろされた刃を俺は自分の男根で防いでしごき始めた
相手は息を呑むと食い入るように俺の股間を見つめる
次第に呼吸が荒くなり彼の股間が服越しにも熱く屹立しているのが俺にも伝わってきた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています