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2022/09/13(火) 12:12:39.871ID:47wybz2V0■10年前から行方不明
保護されたオオサンショウウオは体長85センチ、体重4・4キロ。左前脚の指が欠損していた。
野洲川で生き物を観察していた住民がオオサンショウウオを発見したのは6月19日だった。「みなくち子どもの森自然館」(甲賀市水口町北内貴)を経て、連絡を受けた守る会の齊藤会長が同日、緊急保護した。
個体の左前脚付け根付近の皮下には、個体識別番号を記したマイクロチップが挿入されていた。野洲川流域ではこれまで個体が登録されておらず、約100個体の登録がある滋賀県内のデータベースで調べたが、該当する個体はなかった。
7月になって、兵庫県自然保護協会に照合依頼したところ、平成19年に同県三田市の武庫川水系の支流で登録された個体であることがわかった。その個体は、24年7月以降、所在が不明となっていた。
8月4日、同市と兵庫県自然保護協会が長浜バイオ大学にオオサンショウウオを引き取りに訪れ、同日夜、武庫川水系の支流に放流した。
三田市文化スポーツ課の山崎敏昭副課長は「放流後、水系で何度か個体調査をした。放流した個体は確認できなかったが、横穴などすみかを見つけ、元気にしているだろう」と話していた。