幼女「忍者屋敷パークいきたい!」 ぼく「にゅ~」 メスガキ「忍者屋敷パークか」
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~忍者屋敷パーク~
忍者教官「──新任の忍者には荷が重いかもしれんが城から巻物を取って参れ、準備は出来たか?」
メスガキ「…え、いきなり?私ら入場料払っただけでまだなんにも習ってないんだけど」
忍者教官「これを渡しておこう、これは秘伝のタブレット…忍術ポイントが溜まったらタップする事で忍術が飛び出すぞ」
幼女「忍術ポイント…!」(ピョンピョン♪)
ぼく「にゅ!」(自前で持って来たタブレットケースに入れる)
忍者教官「あ、ちょっとお客様、うちの備品を勝手に変なケースに入れないで下さい」
メスガキ「なんか全然忍者っぽくないんだけど…安っぽいソシャゲでもやってる気分だよ…」
忍者教官「それでは忍者3人の諸君、そちらのフスマを開けて前に進んでくれ!無事を祈っておるぞ!」
ぼく「にゅ~!」(先頭歩く)
襖ガラガラッ
悪徳代官「なんじゃ貴様らは!!!どこから参った!!!この巻物は絶対にくれてやらんぞ!!お前ら新米の忍者3人如きわしの剣で屠ってくれるわ!」(スラリと剣を抜く)
メスガキ「え?いきなりクライマックスじゃん予算なさすぎでしょこの忍者屋敷パーク」 <忍術ポイントが溜まったよ!!!忍術を発動するんだ!!!!
幼女「えいっ!!!!」(忍術おいろけの術を発動!)
悪徳代官「…ん?おいろけ?」
幼女「……?」
悪徳代官「……っ……えと…なんか…ごめんなさい…」
幼女「ふええええ!!!おいろけの術効かないよお!!!!!!!」
メスガキ「ザコハゲ!!忍術使って!!!!」
ぼく「にゅ~!!」(忍術変わり身の術を発動)
シュンッ!(忽然と消えるザコハゲ)
メスガキ「え!?あのザコハゲどこ行ったの!?係員さん!ザコハゲどっか行ったんだけど!?」
悪徳代官「残りは貴様一人じゃ…!覚悟せよ…!!あ、15分過ぎましたね、こちらで終わりになりますので巻物を持って元の場所に戻って下さい、お疲れ様でした」
メスガキ「何このクソみたいなの!!!ってかザコハゲ返せよせめて!!!!どこ行ったんだよあいつ!」 知らないおっさん「…」(テクテクテク)
メスガキ「え…何このおっさん?」
知らないおっさん「にゅ~!」
メスガキ「いやまじで何このおっさん!!ザコハゲの振りしてんのこいつ!?」
幼女「ふえ~!お兄ちゃんの姿変わっちゃったよ~!」
知らないおっさん「にゅ?」
メスガキ「ついてくんなお前!!!」(お腹の辺り蹴っ飛ばす)
~一方その頃売店では~
忍者教官「ほら、そろそろお昼の時間だから忍者弁当の準備!ダラダラ動かない!」
ぼく「にゅ~!」(セコセコ働かされる)
忍者教官「さっきまではお客様だけど今は皆さんをもてなすスタッフの一人なんだからちゃんと自覚をもって働いてもらわないと」
ぼく「にゅ~!!」
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