■身内贔屓がバレて仇に

 というのも、平井氏は元四国新聞の取締役で現在は弟・龍司氏が社長に就いている。社主は平井氏の母・温子氏だ。しかも、西日本放送というテレビ局・ラジオ局を系列放送局に従える。そんな平井一族の新聞が「小川先行」と打ったのだ。身内の引き締めの意味合いもあるだろう。しかし、ある地元メディア関係者は、香川1区が全国的に注目されたことで、四国新聞のこれまでの報道姿勢そのものが平井氏に不利に働いていると分析する。

「昨年、平井氏がデジタル相就任後、初めて高松に戻った時、四国新聞は先祖のお墓参りをする平井氏を写真入りで大々的に取り上げた。デジタル庁発足の日は紙面ぶちぬきで特集です。けれども、オリパラアプリをめぐる平井氏の恫喝(どうかつ)疑惑などは申し訳程度。中央では他の媒体があれだけ批判しているのに、四国新聞紙面ではその事実がなかったように扱う。その身内贔屓(びいき)が世にバレ、仇になっている」
https://dot.asahi.com/amp/aera/2021102600013.html
北朝鮮の労働新聞か?