19日午後8時半ごろ、兵庫県西宮市清瀬台の民家で、県警西宮署員が白骨化した遺体を発見した。遺体はこの家に住む男性の可能性が高く、死後数年が経過しているとみられ、同署は死体遺棄容疑を視野に、男性の妻(65)から事情を聴いている。


 同署によると同日午後5時半ごろ、この家に住む高齢夫婦と連絡がつかないと親族から110番があった。西宮署員が安否確認に訪れたが応答がなく、レスキュー隊を呼ぶと、サイレンの音で妻が出てきた。

 家に入った署員が、居間で遺体を発見。布団に横たわった状態で肩まで掛け布団がかけてあり、妻が「主人です。介護しています」と答えたという。

 遺体は性別不明だが、男性が生きていれば75歳といい、同署は身元の特定を進めるとともに、司法解剖して死因を調べる。

 近くの主婦(73)は男性について「昨年あたりから姿を見なくなった。入院していたのかと思っていた」と語った。
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