俺は寝てたからポトフが生徒全員に配られてたことにも気が付かず、ほどなくして、周囲の物音で起きると、休憩時間になったんだと勘違いをして自分の持ってきた弁当を食べ始めた。
何口か弁当を食べ進めた時に、周りが綺麗なお皿でポトフやもう一品何かの料理を食べてることに気が付いた。
最初は周りと違う行為をしてる自分に恥ずかしさを感じたが、冷静になって周囲を見渡すと、教壇には寸胴鍋と一皿のポトフと社会科の教師が立っていた。