マッチングアプリで顔がそら豆の女と出会った
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そら豆はお酒が強くて焼酎をぐいぐい飲んでいた
その飲みっぷりにつられて俺も普段より早いペースで酒が進んだ そら豆は旅行が好きらしくコロナ前は海外に一人で行ったりもしていたようだ
飲みながらしてくれた思い出話はどれも面白く特にインドで出会った路上散髪屋のおじいちゃんの話は心に残った そら豆はわりといい年齢であるが結婚願望は実はそれほどないそうだ
ときどき一緒に飲みに行ける気の合う友達ができればいいと思ってアプリを始めたと言っていた そら豆は嫌いな食べ物はあまり無いが好きな食べ物は多いらしい
だし巻き卵には特に目がないと言って美味しそうに食べていた 最初のつまみを頼む段階でメニューにそら豆があることに俺は気づいていた
そら豆が途中でメニューを手に取ったのでまさかそら豆を頼むのではないかと心がざわついたがそら豆がそら豆を頼むことはなかった 19時頃から居酒屋に入り結局3時間ほど飲んでいた
圧倒的にそら豆が話している時間が長く俺は相槌を打っていることが多かったが意外と場は盛り上がった そら豆はかなりのペースで飲み続けていたため店を出る頃には流石に少し酔いが回っているようだった
ただ楽しんでくれていたようでもう少し飲みたいと言ってくれた 俺が次の店を探そうとするとそら豆が実は家が近いと言い出した
聞いてみると確かにタクシーに乗れば10分もかからなそうなところだった 長いわ
糞ダラダラ書くとかお前仕事でも無能って言われてるだろ そら豆はただ飲むだけなら家に来てもいいと言った
ただし今日男女の仲になる気はないし初対面の女の部屋に行くのに抵抗がないなら…と条件をつけた
俺はじゃあお邪魔しようかなと言った そら豆の家は古びたアパートだったがリノベーションされているらしく中は綺麗だった
1LDKだったので広いが築年数が経っており家賃は意外と安いそうだ そら豆の家では途中で買った酎ハイを二人で飲んだ
リビングのソファに二人で座ったが元々は一人で使うサイズなのか肘が当たるくらいの距離感だった 居酒屋のときより距離が近いそら豆からはときどき石鹸のような洗剤のような良い匂いがした
飲みながら色々話しているうちに話題は今までの恋愛経験になった そら豆は今までに二人彼氏がいたらしい
二人目の彼氏とは半同棲のような状態でしょっちゅうこの部屋に泊まりに来ていたと言っていた そう言われると1LDKの部屋の中に二人で生活していた痕跡がほんの少し見える気がしてきた
今座っているソファも二人で座るためにこのサイズなのだろう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています