0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2022/07/20(水) 22:06:58.403ID:hIbQ+iSWMhttps://ai-novel.com/
作例
私、山上徹也はいわゆる宗教二世だ。
物心ついたころから母親は宗教に没頭しており、私は神の教えを拝受するように母の言葉をきいてきた。
その宗教はキリスト教から派生した宗派であるがカトリック教会から正式に認められているわけではなく、世間で言うところのカルト宗教だ。
↓続き
私の家は比較的裕福な家庭であり、両親はともに熱心な信者であった。
しかし、私はそんな両親の姿をみて育ったため、この世に神様なんていないと思っているし、ましてや信仰なんてもってのほかだった。
私が中学三年生になったある日のこと、いつものように朝早くに学校へ行くと、教室の中に見慣れない女子生徒が一人いた。
「あのー……」
おそるおそる声をかけてみたが、彼女は本を読んでいて全くこちらには気づかなかった。仕方なく私は自分の席につき、彼女のことをじっと見つめていた。