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2022/07/18(月) 14:11:51.772ID:EAdNS32O0どこにでもあるコカコーラの自動販売機だが、そのコーラ専門の配送会社「日東フルライン」で08年夏、若手社員が過労自殺し労災認定を受けていた事実は、ほとんど知られていない。
自殺したのは、入社わずか4カ月目の配送員Fさん(当時27歳)。亡くなる前の月にあたる7月、大阪市はひどい猛暑で、自販機は売切れが続出していた。
Fさんの父によれば、同僚全員が疲労困憊していくなかで新人への支援はなく、長時間の肉体労働、月100時間の残業、神経を使うトラックの運転、パワハラとも言える暴言、
達成不可能なノルマ、突然のエリア変更、雇用形態への強い疑念など、Fさんを自殺に追い込んだ現場の様子が次々と明らかになった。
◇猛暑 コカコーラ自販機は売切れ続出
2008年7月の大阪は暑かった。気象庁のデータによると、大阪市の最高気温は29日間で30度を上回り、うち5日は35度を超え、最高気温の平均は33.3度に達した。
30度を下回ったのはわずか2日。7月19日から28日にかけては連日34~36度に達し、コカコーラの自動販売機は売り切れが続出していた。
コカコーラの配送員が気づいたことを記す日報でも、「売れすぎです」「全体的によく売れてます」「売切れ多い」「売り切れが目立つと言われた」「急激な売り切れ」などのコメントが見られ、
販売が絶好調であることを示していた。
その一方で配送員の身体には相当な負担がかかり、複数の社員が、「きついです」「きついです」「きついです」「キツイです」「キツイです」「しんどい」「しんどいです」
「体調管理したいです」「まじで無理」「やーばいでしょ」「倒れそうです」などと日報に書いている。月末の31日、マネージャーが日報の欄外で「7月本当に大変な状況でした」と書くほどだ。
これらのコメントのうち、「倒れそうです」と書いたのは入社4カ月目の男性Fさん(当時27歳)。7月26日のコメントだ。それから1週間後の8月2日朝、自宅で自殺した。
出勤のスーツに着替える途中の姿だった。