日本赤十字社の「献血運動推進全国大会」が、秋篠宮妃の紀子さまも東京からオンラインで出席されて、愛媛県で開かれました。

この大会は、国内の医療に必要なすべての血液製剤を献血で確保することを目指し、献血への理解を深めるため開催されています。
去年とおととしは新型コロナウイルスの影響で開催が見送られ、3年ぶりに愛媛県松山市で開かれました。
日本赤十字社の名誉副総裁を務める紀子さまは、東京・港区にある赤十字社の本社からオンラインで出席されました。
紀子さまは「人々の善意に支えられている献血は、血液製剤を必要とする人たちのもとに大切に届けられ、医療体制の維持に不可欠なものとなっています。本大会を契機として、献血への協力がより一層進み、献血運動の輪がさらに広がっていくことを願います」などと述べられました。
また、愛媛大学で医師を目指して学んでいる佐々木有未さんが輸血と骨髄移植によって助けられた体験を発表し、紀子さまは熱心に耳を傾けられていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220714/k10013717731000.html