0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2022/07/12(火) 00:01:40.623ID:qjlji5rPa――近年、金属製やプラスチック製の名刺入れを見かけます。ビジネスシーンで用いることに問題はないでしょうか
井手講師: この質問は、新社会人の方から非常によく聞かれる質問です。「プラスチック製やアルミ製などのシンプルな名刺入れは失礼にあたりませんか」と聞かれるのですが、失礼かどうかではなく、本来、プラスチック製やアルミ製のものは名刺交換用の名刺入れではなく、名刺の保存・保管用として売られていることが多いです。
――金属製などの名刺ケースは保管用になるのですね
井手講師: はい、いただいた名刺をデスク上などで保管しておく際に使います。名刺交換をする際に用いる名刺入れは、ポケットが分かれているのが特徴です。自分の名刺を1つのポケットに入れ、別のポケットに、いただいた名刺を入れます。プラ製やアルミ製の名刺ケースには、こういったポケットがなく、開けば名刺を入れる部分が一個所しかないものが多いです。
――革製の名刺ケースの一部にアルミや金属の素材で装飾したような名刺入れはどうでしょうか
井手講師: それは全く問題ないでしょう。ボタンにシルバーの素材が使われていたり、縁をアルミやステンレスで一部装飾したりした名刺入れもありますよね。
――素材の全てがアルミや金属製である場合のみ注意が必要ということですね
井手講師: 近年は雑貨店などを中心に、アルミ製や金属製などシンプルでデザイン性の高いものが売られているので、いいなと思って手に取る新社会人の方がいるのも理解できますが、名刺交換の場で使うのは控えた方がよいでしょう。
――ほかに注意点はありますか
井手講師: やはり名刺入れの色は、どのシチュエーションでも使える黒や紺などベーシックなものがいいでしょう。一方で、アパレルをはじめとするファッション業界の方などで、持ち物もご自身でブランディングをされている方はまた別です。業界ごとの身だしなみに合わせて使用するのがよいでしょう。