安倍晋三元首相が銃撃され、搬送先の奈良県内の病院で亡くなった事件について、慶応大名誉教授の竹中平蔵氏は、
「(安倍氏は)今の日本に一番欠けている保守の改革派の象徴的存在。
日本の政治で7年8カ月という最長政権の金字塔を築かれた方でもあり、亡くなったことの影響は大きい」と悔やんだ。
8日午後、東京都内で取材に応じた。

今回の銃撃事件については自身の参院議員としての経験も踏まえ、「政治のリーダーと主権者の国民が触れ合う機会として圧倒的に多いのが街頭演説。
しかも選挙運動中という民主主義の基本中の基本を脅かす形でこういうことが起こった。計画的で卑劣な犯行だ」と厳しく非難した。
https://www.sankei.com/article/20220708-T6QV4PAM4ROKVLHTNKWGIZV43Y/