母さん「あんたいい加減まともな職についたらどうなの」

顔を合わせるたびにガミガミ言われ嫌気が差していた
そして俺はついに自分が少し変だと打ち明けた
そして心療内科に行くことに
発達障害だと診断された

母さんは早く気づいてやれなくてごめんと謝ってきた
母さんは何も悪くない
言うのは当然のことである
障害者雇用を進めてきたが前みたいにガミガミ言うことはなくなった

そして数週間後
俺は事故で全身麻痺になった
顔以外動かせなくなった

そして一年が過ぎた

俺「殺してくれ…殺してくれ…」

母さん「なんでそんなこと言うの!生きたくても生きられない人もいるのよ!」

俺「今まで一つも親孝行をしてこなかった…俺が死ぬことが唯一の親孝行だから…」

母さん「たかし…」母さんの目は涙で溢れていた

母さんは俺の首を強く掴み力を込めた

俺「グギギギギギ…」

母さん「たかしいいいいい!」

俺「あり…が…とう…」パタッ

俺はそのまま息を引き取った