やっとエントロピーの意味と数式が繋がった
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温度が低い系1と高い系2があって
系2から系1にδqの熱が移った時
系1のエントロピーδS1は上がって
系2のエントロピーはδS2は下がるんだけど
温度が低い分絶対値ではδS1の方が大きくなる
だから二つの系のエントロピーの変化を足し合わせると必ず正になる
同じ熱量のやり取りでも
温度が低い方ではエントロピーは大きく増えて
温度が高い方ではエントロピーはそんなに減らない
このとき
内部エネルギーの合計は増えてないのに
エントロピーの合計は増えている
そして二つの系で内部エネルギーに偏りがあったのが均一に少し近づいてる
つまり内部エネルギーの均一さが上がると増えるようになってるのがエントロピーと
そして熱という二つの系同士のやり取りでしか表せなかったものを一つの系の状態量として表せちゃいますよと 熱のやりとり、特に高い方から低い方への移動があった時に
温度が低い方では大きく増えて
温度が高い方ではあまり減らない
とりあえずそれだけの量なんだけど
二つ足し合わせると均一度合いを表すようになりますよと 清水明の熱力学いいよ
俺は大学生の時それで勉強した 思えば均一度合いを表すのにこれほど良い式はないかもしれない
均一に関わる熱の移動δqは必ず使うとして
δqでは温度の高い方でも低い方でも同じ分だけ変化するから均一さを表すのには使えない
これを二つの系の温度で割ってやることで温度の高い低いで差を出せる
δqと温度Tを使うことでやりとりする熱の量は同じでも不均一さを式の中に表現できる 式の意味が分かった瞬間理解度が跳ね上がるよな
その時の快感が堪らなくておれは理系になった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています