0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2022/06/18(土) 01:27:45.801ID:uAn9s8zR0「強固だった関係が壊れている」と語ったのは、スリランカで先月、新首相に就任したウィクラマシンハ氏だ。
これまでも一帯一路の参加国がインフラ開発費用の返済に窮すと、
中国が戦略的施設の長期使用権などの要求を突き付ける「債務の罠」が警戒されてきた。
米シンクタンク、世界開発センター(CGD)は18年の時点で、
一帯一路のインフラ投資計画があったパキスタンやモルディブ、ジブチ、ラオス、モンゴル、モンテネグロ、
タジキスタン、キルギスの8カ国について債務問題に懸念があるとのリポートを公表していたが、すでに現実のものとなっている。
こうした状況を受けて、中国の王毅国務委員兼外相が今月8日、カザフスタンで開かれた中央アジア5カ国との外相会議に出席し、
一帯一路への協力強化で一致するなど関係維持に躍起だ。
アジア圏だけでなく、欧州でも一帯一路に危機が生じている。きっかけの一つがロシアのウクライナ侵攻だ。
そもそもウクライナは中国と関係が良好で、一帯一路の拠点でもあった。
しかし、ロシアの侵攻後、中国と欧州を結ぶ国際貨物列車「中欧班列」もウクライナを経由する便は運航停止となった。
欧州の貨物輸送大手企業も相次いで中欧班列関連の受け付けを停止している。
鉄道網の主要な拠点で、中国IT大手ファーウェイ(華為技術)の地域本部もあるポーランドでは、
「プーチン大統領を支持した中国を非難するウクライナ難民であふれかえっている」とロイター通信は指摘。
「東欧地域における中国の戦略はさらに傷ついている」と報じた。