車乗った千夜「あ、あぶなーい！」ｷｷｰ チノちゃん「！！！」
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俺「チノちゃん！」
ココア「俺くん、来てくれたんだね」
俺「それで……チノちゃんの容体は？」
ココア「今、手術を受けているところ」
医者「たった今手術が終わりました」
俺「チノちゃんは！チノちゃんは大丈夫なのですか！？」
医者「落ち着いてください。命に別状はありません」
ココア「よかった～」ｸﾞｽｯ
医者「しかし……」
俺「しかし、なんですか？」
医者「彼女は腕に大怪我を負ってしまいました。ラテアートを描くことは一生無理でしょう」
ココア「そ、そんな……」 ココア「チノちゃん、退院おめでとう！」
リゼ「心配したんだぞ」
俺「こうやって戻ってきてくれて本当に良かったよ」
シャロ「このチキン美味しいわね」ﾑｼｬﾑｼｬ
チノちゃん「えへへ」
ココア「これ……退院祝いのケーキとラビットハウスのオリジナルブレンド！」
チノちゃん「わぁ……うれしいです」
チノちゃん「でも……散々心配をかけたのに何もしないのは悪いです」
チノちゃん「そうだ、皆さんの分のラテアートを描いてあげます！」
ココア「！」
俺「！」
リゼ「まずいな……」 俺「どうしようリゼちゃん、チノちゃんは知らないんだ……前みたいにはラテアートを描けないことを」
リゼ「待てチノ！気持ちだけで十分だ！」
チノちゃん「いいから私に任せてください」ｶｷｶｷ
俺「こ、これは……」
ココア「すごいよチノちゃん、木組の家と石畳の町を描いた素晴らしい風景画だよこれは！」
リゼ「ああ、父の知り合いに芸術家がたくさんいるが、こんな素晴らしい絵は見たことない」涙ﾀﾞﾊﾞｰ
チノちゃん「な、なんですかこれは……こんなの、私の描きたかったものではありません！ こんなのは芸術じゃないです！」
俺「ま、まさか……事故の影響で！？」
チノちゃん「そ、そんな……」ｶﾞｯｸﾘ
シャロ「ふーん、こんな絵が上手くなるなら轢かれてよかったじゃない」
チノちゃん「！！」ﾀﾞｯ
俺「あっ、チノちゃん待って！」チノを追いかけてゆく
ココア「シャロちゃん……なんて事言うの！」
シャロ「だって本当のことじゃない」
〜チノの部屋〜
俺「チノちゃん、こんなところにいた。あの、シャロちゃんは別に悪気があって言ったわけじゃ……」
チノちゃん「……」ｸﾞｽｯ
俺「チノちゃん……」
俺（ここはなんとしてもチノちゃんを元気付けなければ……よし！） ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
