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有吉弘行「上島竜兵に『憧れてた』という。もちろん嘘(笑)。でもこれを繰り返すと心を掌握できる
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2022/06/11(土) 14:34:32.296ID:+2AVg5h+0
『サラーリーマン芸人』の有吉の章から引用

・まず自分(有吉)は、竜兵会みんなといるときと、竜さんと2人きりでいるときとで
 接し方が全然違う。2人きりの時はひたすら持ち上げる。

・ たとえば「高校生の時、竜さんみたいなリアクション芸人を目指してたんです」と
 平気で言える。普通はヨイショもそれで終わるが、更に
 「高校の時に深夜番組の『ダチョウ三銃士』を見て竜さんに憧れてこの世界に入ったんです!」と言える。
 もちろん全部ウソ。リアクション芸人なんて憧れたこともないし、『ダチョウ三銃士』も見たことない。

・ 更に「こんなこと、みんなの前では恥ずかしいし、リアクション芸人も
 神から選ばれた人しかなれないんで、僕なんか絶対無理ですけど・・・」と言いながら泣き出す。
 僕、泣きますよ。本当に。

・ 泣いてると、竜さんは俺の肩を優しく叩きながら、「そうだな、おまえのキャラもあるし、
 みんなの前では言えないだろう。わかる、わかるぞ。俺の前では泣いて本当の姿を
 出していいぞ」ともらい泣きしてくれる。ここまで来れば簡単ですよ。完全に僕のペースですから。

・こうしておくと、みんなの前で竜さんにどんな悪態をつこうが、竜さんの心の中では
 「有吉は、2人きりでいるときに俺の前で見せた方が本当の有吉だ」と勝手に思ってくれる。
 その上、「悪態つくのも、みんなには本当の自分を見せたくないからなんだな」と同情すらしてくれる。
 無礼さが、むしろ「可愛いヤツだ、みんなの前では無理してるんだ」と思ってくれて、
 一回良いように思わせとくと、あとは勝手に何をやっても良い方に解釈してくれる。


https://www.youtube.com/watch?v=6A1rXLhhrTs
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2022/06/11(土) 14:35:56.628ID:+2AVg5h+0
「サラリーマン芸人。」 竜兵会 (双葉文庫) 
第4章 上司の転がし方/有吉弘行
 僕は『自分にプライドは持たない』というのがあるんで。
 だからこびへつらうことも、嫌われるのも平気。こびへつらっても、腹の中では
 「なんだこいつ」とか思ってるし、自分的には全然ストレスにはならないですよ。
 心のバランスはしっかり保ててる。

 子供の頃からそうでしたから。ずっと人の顔色見て生きてきましたから、
 体に染みついてます。本音で話したこととかないですもん。
 本当の自分なんかいらないと思ってます。ずっとウソつき通すっていう、だからそれが
 本当の自分なんですかね。厳しい芸能界で生き抜くためにはプライドなんか持っちゃいけないんです。

 僕って、土田さんが言うには「有吉は顔で助けられている」って。自分の顔に感謝します。
 僕ってよく笑うんですよ。特に芸人さんって、笑う人に弱いんですよね。
 あとは人の話を聞くのが苦じゃないんです。実はそんなに聞いてるわけでもないんですが、
 話してる方からすれば「真剣に聞いてるよな」と思ってくれるらしいんです。

 巨人師匠クラスの芸人になると、それを見抜かれて「おまえ、相づち打ちすぎだ」って怒られましたけど
 上島さんクラスだと「こいつ真剣に聞いてくれてるな」って顔で聞いてますもん。
 それで信用してて、上島さんなんか、自分の秘密までしゃべっちゃって、僕に弱みを握られるパターンです。
 自分で言うのもなんですが、つくづく『聞き上手』『笑い上手』っていうのは得しますね。

 僕は、どこか(誰か)に寄生して、その寄生した先の宿主を全部食べて
 栄養にしちゃうみたいな生き方がいいかなと思います。
 だから上島さんのことは、全部吸い取ってやろうと思ってます。吸い取れるものは全部吸い取って、
 上島さんがやせ細って、そのぶん僕がまるまる太りたいっていうのはあります。
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2022/06/11(土) 14:36:25.627ID:+2AVg5h+0
第4章 上司の転がし方/有吉弘行
【情にもろいタイプは攻略が簡単!!】

・情に弱い人の心をつかむのは一番簡単。上島さんは本当に人情家ですから簡単。

・ 土田さんみたいな、技術があって仕事のできる人は取り込むのが難しい。
 芸人の技術論みたいなのを話ていかないと通用しない。
 ところが上島さんは、もともと技術なんてあるわけないので、人情論で入った方が
 グッとくるんですよね。

・竜兵会に参加するようになって、上島さんが古くて細かい恩を覚えてて、軽い悪口を
 言った後でも「でも本当はあいつも良いやつなんだよ」とか感動話言う人なので
 それに気づいたら「あ、これ、ちょろいな!」と思って。
 (それくらいの感動話でいいんだ。他の人に言えない、自分の中に隠している心情を
 吐露するようなことに弱いんだな)と思って、その瞬間「もらった!」と確信しましたね。

・3ヶ月に1回くらい、自分から上島さんを誘って2人きり飲みに行くんです。
 もともと寂しがり屋だから、誘われると嬉しくて断らない。そこを突いて、相手の心に入り込むんです。
 もちろんその日は徹底的につきあわないといけないし、突っ込みも笑いもなく、真剣に聞かなきゃいけない。
 上島さんの、ただウダウダおもしろくない話を、感動した顔で聞かなきゃいけないし、
 「僕も感動してます!」って感じで盛り上げなきゃいけない。
 そうすると上島さんは、「有吉は本当は良いヤツなんだ。悪態や暴言は偽りの姿なんだ」って
 本気で思い込むんですよね。

・この3ヶ月に1回のサシ飲みで良いヤツと思わせておけば、あとは何言っても大丈夫。
 「無理して悪態ついて、かわいいヤツだな有吉は」になるんですよね。
 結構長持ちして、最近だと半年に1回くらいで大丈夫なんで、本当に効率いいですね。
 燃費のいい車ですよ、上島号は。ホント、その1回だけガマンすればいいから楽勝です。

・ ここ最近、上島さんからかかってくる電話、2ヶ月くらい無視してるんですよ。
 タイミングが悪いのもあるし、正直、面倒くさいのもあって。
 そうすると留守電に「無視しないでよ~」とか入ってますからね。
 先輩どころか、おまえ友達以下かよ、みたい。上島さんのすごいところは、『使い勝手がいい』ところなんです。

・ 上島さんは2人でいるとき以外、僕のやってることを全部、芝居だと思ってるんですよ。
 「2人きりの時の有吉が本物だ」と思ってる。
 基本的には『頭が悪い』ってのがあるんですけど、それは竜兵会のメンバー全員が思ってることですけどね。
 「上島さんは頭が悪い」っていうのは。
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