息根とめる「え、えっと…何回食べても美味しいかなって……」
俺「ハァ…。あのさ、先週もカレー食ったよな? まだ1週間も経ってないだろ? いくら好きつっても限度あンだよ」
息根とめる「ごめんなさいっ! また間違えちゃった、えへへ……」
俺「間違えちゃったじゃねぇんだよダホがッ! いい加減学習しろよ猿じゃねぇんだからよッ!」
息根とめる「ごめんなさいごめんなさい!」
小城夜みるく「んぎゃ! んぎゃ!」
息根とめる「あっ、よちよち。起きちゃったね……」
俺「うるさっ…」
息根とめる「すみません、すぐに作り直しますから……」
俺「……いいよもう。どうせ外で食ってきたし」
息根とめる「……え」
俺「ったく、馬鹿な女と結婚すると苦労するわ」
息根とめる「あ、あの…カレーはどうしますか?」
俺「おまえが食えば? おまえが作ったんだし」
息根とめる「えっと、一人じゃちょっと、多いかなって…」
俺「俺が知るかよンなこと……ちっとは自分で考えたら?」
息根とめる「あの、じゃ、明日じゃダメ……かな?」
俺「……あのさ、俺に残りモン食わす気?」
息根とめる「やっぱりおかしいよね! うん!」
俺「つーかさ、先週食ったって話してたよな? 記憶力もねぇのかよ馬鹿が」
息根とめる「ごめんなさい! 余った分は捨てるね! ちょっともったいないけど……」
俺「待て待て待てちょっとじゃねぇよそれ全部捨てんのかよッ!」
息根とめる「……え」
俺「食いもん粗末にするなって親から教わってねェのかよッ! キチガイか? おまえ」
息根とめる「あ、あはは、ごめんなさい私、どうかしてて……」
俺「余ったら近所に配るとかいくらでも方法あンだろいがッ!」
息根とめる「な、なるほど! 賢い!」
俺「……ハァー、どこまで頭悪いんだよおまえ」
息根とめる「えへへ、ごめんね? 馬鹿で」
俺「まあいいよ。俺がちゃんと躾けてやるから、他所で迷惑だけはかけんなよ?」
息根とめる「あはっ、ごめんなさい……」


この後、俺くんは正義のヒーローなまほしちゃんによって滅多刺しにされ豚の餌になるのだが、
それはまた別のお話