ハルヒ「あ、あんた…ばかぁ!!」

キョン「ほっぺなんだから別にいいだろ、こういうのはさっさとやっちまった方がいい」

ハルヒ「ふーん!随分慣れてるのね!」

キョン「まあ、一度口と口でやったことあるからな(お前と)」

ハルヒ「! ふーん……」

キョン(あ、やべ)

ハルヒ「……」

キョン「……言っとくがな、相手はお前だぞ!妙な勘違いするなよ」

ハルヒ「へっ!……まさかあんたあたしが寝てる隙に!」

キョン「んなことするか!夢見たんだよ(これくらいならいいよな)」

ハルヒ「え…それって深夜の学校に…」

キョン「なんだそりゃ(さすがにここはすっとぼけなきゃな)」

ハルヒ「あ、え、なんでもないっ」

キョン「あーなんだ。俺が見たのは、えー、その夜に見た恋愛映画のラストシーンがなぜか俺とお前…になってて」

キョン(やべえ、何言ってんだ俺。これはこれでクソ恥ずかしいじゃねえか)

ハルヒ「ぷっ、なによそれ、あんたバカじゃないの…映画のキスシーンをあたし達に置き換えるなんてそんな願望でも…あるんじゃ…」カァァ

ハルヒ「…」

キョン(言ってるうちに恥ずかしくなっちまったのか?……やばい、超絶的に可愛い)

キョン「ハルヒ…」がしっ

ハルヒ「えっ」

キョン「……や、やっぱりちゃんとキスしなきゃ部屋から出られないかもしれんし…」

ハルヒ「あ……だめ……」

キョン(そう言いながら体は全く抵抗してない…)

ハルヒ「…っ」

ドキドキドキドキ

キョン(あと少しで…)

ハルヒ(唇が…)

俺「あのーもうドア開いてますよ?」ガチャ