千春「うん。なんか今流行ってるんだよ、彼氏を動物に例えるなら~って聞くのが」

桜「う~ん………大型犬、かなぁ?」

千春「確かに、李君真面目だし賢いもんね」

桜「うん……でもそれだけが理由じゃなくてね」

千春「うん」

桜「大型犬って甘えん坊さんが多いらしくて、小狼君もたまにすっごく甘えたさんになるから」

千春「え………ど、どんな風に?」

桜「えっとね~後ろからいきなりぎゅってしてきたり、私の頭をなでなでしだしたり、膝枕をせがんだり?」

千春「そ、そっか……(李君ってさくらちゃんとふたりきりの時はそんな風なんだ……)」

俺「2人とも、そろそろ昼休み終わるぞ」

千春「り、李君!?」

桜「あ、小狼君!お弁当どうだった?」

俺「あぁ、美味しかったよ。…三原?なんでそんな微妙な顔してるんだ?」

千春「な、なんでもないの!気にしないで!」