初めてできた彼女が2股かけてて儚く散った話する
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今アイス食べてるからアイス食べ終わってから書き込むごめんね 高校一年の時の話
僕は高校入学してからというものの中学では家で引きこもっていたので
友達が少なかった。だけど少ないながらもありがたい事に中学からの知り合いは何人かいた。
後に好きになった人はその中学からの知り合いの一人 知り合いから好きな人にいきなり昇華するわけがないので勿論キッカケがありました。
僕は中学に引き篭もっていたという事もあり、中学の時の不真面目さを捨て
高校では真面目に生きようと決め、どんな行事でも部活でも自分から進んでやるようになり
見事高校デビューの成功を掴みました。その時は少しだけモテてました。 そういった事を進んでやるようになってから時間が進み
先生方から「弁論大会に出てみないか?」と誘われて弁論大会に出ることになりました。
その際に男女一名ずつという事で、後に好きになった人(ここからはA子ちゃんにする)
がきて
A子ちゃんと僕で弁論大会に出ることになりました。 A子ちゃんは中学の時からの知り合いだったが
そこまで話した事がなかったので、そこでしっかりと話したのは初めてでした。
その時話した内容も「中学一緒だったよねー、久々〜元気してた?」とかの普通の会話だった。
弁論に出す議題の打ち合わせでその日は終わった。
ちなみに弁論で話した議題は人工知能は人間の職を奪うのか?みたいなやつ。 弁論大会に必要な練習を二人で行う事は特になく
個人でその議題に対してどう話すか?原稿を見ずに話せるか?みたいな事ばっかりやってた。
お互いに時間が合う時に原稿を見ずに話す練習をして、その際にお互いに原稿を渡して
話している内容と原稿が少しでも違ったら指摘するといった事をしていた。その時は腹抱えるほど笑ったり
お互いに弄り合ったりしてまさに青春を味わっていた。 本番当日。
お互いに練習をした成果を全力で話した、そしてお互いの出番が終わり
僕の方が後だったのでステージ袖で待っているA子と目が合った瞬間に少し泣きそうになった。
何故なら僕は大事な部分で噛んだからだ。 A子は完璧に話し、審査員も満足した顔で拍手していた。僕はそれを見て緊張が隠しきれずに噛んでしまい
だから終わった後泣きそうになった。
泣きそうになって涙が引っ込んだ後酷く落ち込んだ。
その後引率してくれていた先生の車に乗り、自宅まで送ってくれた。
僕の自宅の方が先に着いた。僕は車から降りて自宅に行こうとした瞬間、
A子から声をかけられた。
「今日の僕君、かっこよかったよ。だから元気出して明日また会お!」
その時引っ込んだ涙がまた溢れてしまい僕はそのまま
「うん!A子もよかったよ!またね!」
と言いその日は終わった。高校一年の秋だった。 弁論大会を終え
次に待っているのは生徒会長立候補者募集のお知らせだった。僕はまだ一年なので副会長が限界だったが
毎年推薦枠というのがこの高校にはあるみたいで、その推薦枠に選ばれる人は弁論大会に出た二人だそうだ。
僕はそれを知った日から先生、生徒会を避ける生活をした。何故なら帰りが遅くなってゲームが出来なくなるのが嫌だったから。
その当時Bo2というFPSにどハマりしてた。 だけどこの時、めんどくさい事が起きた。
それはA子が先生に僕を生徒副会長として推薦したのだ。
推薦枠の仕組みとしてキャンセルすることは出来ないが、人を推薦する権利がある。
その推薦者は最終投票の演説で推薦者の良いところを言わなければならない。
そう、それをA子はしたのだ。僕を推薦したのだ。 その日から僕の時間は無くなりA子と二人きっきりの打ち合わせが多くなり
僕の魅力などをA子はずっと探していた。
真面目なところ、優しいところ、背が高いところ、声が良いところ
もはや生徒会とは関係のない個人的なところばかりも誉める対象として探してくれていた。
最終的に真面目なところを伝えようと決めて、僕の真面目なところを詳しく観察して原稿を仕上げていった。
ここら辺から少しずつ意識をし始めていった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています