0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2022/04/27(水) 07:24:06.790ID:De2THawa0旦那は空爆で亡くしていて、女手ひとつ4人の子供を育てる、現代では考えられないくらい貧乏だった。
親父の幼少期の記憶では、屋根が一部崩れ落ちたバラック小屋に5人で住んでいて、雨の日は家の中までベチャベチャ、布団は土まみれ、子供たちは近所の山で採った木の実や草を食べ
5人なんとか生きていくのがやっとだった。
戦後は皆貧乏だったがその中でも群を抜いて貧乏だったから学校でも何か起こる度、「お前ら貧乏人が盗んだんだろ」と差別を受けてきた
子供達が成人する頃日本はバブル期に突入し、子供達はそれぞれの道で皆そこそこ成功して裕福になっていった
でも俺の記憶では、婆ちゃんは兵庫県にある1階が古いパーマ屋の、ボロボロのアパートの2階に1人ぼっちで住んでいた。
パーマ屋の入り口のすぐ横にある細い階段を上がると玄関
薄暗くい6畳の和室とキッチン、風呂なしだったな。
床が腐りかけてるのか歩くとペコペコしていた。
俺が高校生の頃、婆ちゃんは死んだ。
コンロの火をつけたまま心臓発作。
数日後？に同じ兵庫県にすむ身内が訪れて発見したらしいが、火はまだついていて、鍋がグニャりと曲がっていて、コタツに突っ伏し目を見開いて死んでいたと。
俺は婆ちゃんがどんな性格だったのか、人から尊敬される人だったか嫌われる人だったかもわからないけど
そんな大変な目をして、必死に子供を育てても結局は一緒に住んでもらえるわけでもなく、独りぼっちで死ぬんだなって
何が言いたいかと言うと、子育ては親側が自分の為にしてる事であって、育てられた子供側は別に深く感謝はしていないパターンがほとんどだろって事。
金も無い様な年老いた親を誰も好き好んで世話しねーぞと。
