〜前回のあらすじ〜
お小遣い稼ぎに素潜りでアワビの密漁を始めたるるさんとクルリは、偶然海底に沈んだ遺跡を発見したのだった。
クルリ「と、とりあえずどの年代のものなのか計算してみます」
るるさん「うん」
クルリ「ええと……、これがこうで……、ムムッ、これは……!」
るるさん「どうなったの」
クルリ「いえ……そんなまさか……でも……計算は間違ってないはず……」
るるさん「うん」
クルリ「これは……こんなことが現実に起こり得るなんて……」
るるさん「るるさんおなかすいたから早くして」
クルリ「待ってください……ハッ、そうか……!0より1が大きいというのは、ただの仮説に過ぎなかったのですねっ!」
るるさん「早くしてって言ってるでしょ」クルリの鎖骨を全力で殴る
クルリ「ぎぇぇぇ〜〜〜!!!!!!!人体急所のひとつが〜〜〜!!!!!!」
るるさん「るるさん帰る」
クルリ「ゴボッ……待ってください……。るるさんの体毛に含まれた空気がないと……息が……」海底に沈んでいく
るるさん「今日の晩御飯はしょうが焼き」
クルリ「」ゴボッ……ゴボッ……
最初に海に潜った鯨は勇気ありますよね。次回「河童の川流れ」に続く。来週もまた見てくださいね。