【安価】幼なじみのウマ娘との1幕
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
週明けの朝、週末に大したことをなんにもしなかったせいなのか、妙にいつもより早く目が覚める
二度寝を決め込む気にもならなかったので、朝メシもそこそこにさっさと登校する事にした。
1番乗りかと思ったが、教室に入ると1番後ろの席に、俺のクラスでは唯一ウマ娘のアイツが既にいた。
>>2どんな性格の子??
こんな感じで
ある程度安価出してみるけど上手くいくかは分からん
登場人物の名前いる?? 俺「よ、よぉ」
ウマ娘「あ、おはよ」
ソイツは一目俺を確認すると、素っ気なくそう返した
俺「……早いな、何してるんだ?」
ウマ娘「スマホいじってる」
手に横にしたスマホを持ち、両肘を机についていた。
俺「スマホで何してんだ?」
ウマ娘「動画見てる」
俺「そ、そうか」
何故だろう、妙に気まずい
他に人がいなくて、静かだからだろうか。
つか、話題が思いつかない。
俺「……何を見てんだ」
ウマ娘「……」
3度質問した俺を横目で流すように見てくる。
面倒だったろうか?
ウマ娘「ふふ。もう、初めからそう聞けばいいじゃん。久しぶりに話すからって妙な気を使わないでよ」 ウマ娘「ふふ。もう、初めからそう聞けばいいじゃん。久しぶりに話すからって妙な気を使わないでよ。イッチ」
あだ名、最近呼ばれた記憶がない。確かにこうして話すのは久しぶりなんだろうな。
何しろ俺の事をそう呼ぶのは、このダンシングブレーヴというウマ娘ただ1人なんだから。
俺「ああ、悪かった。んで、何見てんだよブレーヴ?」
ブレーヴ「気になる?」
↓2彼女が見てるもの ブレーヴ「これ、昨日のレース」
イッチ「レース?ああ……」
それは、ウマ娘の陸上競技の映像だった。
トゥインクルシリーズというやつらしい。
イッチ「ふーん。お前ってこういうのも見るんだな」
ブレーヴ「友達が走ってるんだって。ちょっと応援してる……みたいな」
イッチ「へぇ」
何度見たって思う。ウマ娘は男女と違ってとにかく速いんだなって
どういう体の構造の違いで、俺たちとコイツでここまで身体能力に差が出るもんなんだろうか
イッチ「……ブレーヴ。お前ってさ、走ってみたいって思った事なかったのか?」 ブレーヴ「えぇ?今はそんな事考えないよ」
イッチ「今は?」
ブレーヴ「……なんていうかさ。幼心っていうか、もっと小さい頃に夢とかあったでしょ?男子だったら、ゲーム作りたいとか、なんだろ?ボクサーとか?女子だったら、パティシエだとか花屋さんだとか」
イッチ「ああ、そうだなぁ。なんかしらは、なりてえもんがあったんだろうな」
ブレーヴ「それと同じ。私も1回はなってみたいって思ったよ。トゥインクルシリーズの選手に。でもその情熱はすぐに冷めた。この画面に映るターフで走っている子達はその情熱が冷めずに続いている」
イッチ「ああ、確かにこういうスポーツの選手って小さい頃から目指してる人が結構多そうだよな」 なんかイメージ湧いてきたからあんまり安価出せないかも、すまん ブレーヴ「凄いよね。応援したくなる」
イッチ「まあ、確かに一途に努力できるってのは凄いことなんだろうな。何かと進路進路って言われるもんだから、やりたい事があるってのは羨ましい」
ブレーヴ「ふふ。いっそ、この子達を応援する仕事でもあればね」
応援する仕事……うーん、なるほど?
心当たりというか、思いついたことがあった。
イッチ「やってみればいいじゃねえか?応援するってか、この選手達にはトレーナーがついてるんだろう?」
ブレーヴ「え?トレーナーって……アタシ、ウマ娘だよ?」
イッチ「ウマ娘のトレーナーだっているんじゃねえの?」
ブレーヴ「そりゃそうだろうけど、それはレース経験者だからそのままトレーナーになった人達でしょ?」 >>15
なんか聞いた事あるなと思ったらやっぱそうだったか イッチ「だからいいんじゃねえか。レース未経験ならその先入観に囚われない貴重な人材だ。多分」
ブレーヴ「も、物は言いよう……」
イッチ「それにお前、学年のウマ娘の中でも足速いんだろ?」
ブレーヴ「それはこの学校の中の話で、たまたまだよ。」
イッチ「よし。こうなったらとりあえず実際に観に行って見ようぜトゥインクルシリーズ。今週末空いてるか?」
ブレーヴ「え、まあ。いつかは観に行こうと思ってたぐらいだけど」
イッチ「じゃあ丁度いいじゃねえか。日時決めとくわ。いやぁ最近部活も休みで、やること無くて土日暇だったんだよ」
ブレーヴ「こういう強引なところ相変わらずだね、イッチ」 すまん、ほんとに申し訳ないんだが
書き溜めてからスレ立てて投下するわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています