映画監督の青山真治さんが死去した。死因は食道がん。妻で女優のとよた真帆が公式サイトで、追悼のコメントを発表した。

青山さんが昨年春ごろから食道がんの治療を受けていたことを明かし「2022年3月21日0時30分過ぎに永眠いたしました」と報告。「病院から容体が急変したとの連絡を受け駆けつけ、声をかけましたら私の目を見て2回うなずき、手をぎゅっと握り返してくれました。それから半日、最後は眠るように静かに息をひきとりました」とつづった。

2人は2002年に結婚。えっショック「結婚して20年、優しくて勉強家だった夫にもらった時間、愛情に深く深く感謝しています。今は青山真治の魂が、自身の思い描くすてきな世界にいけるよう強く願っています」と亡き夫を思いやった。最後に「生前、応援してくださった皆さま、本人に代わりまして心より御礼申し上げます」と記した。