自民党の元総理大臣は、アメリカのエマニュエル駐日大使と会談し、ウクライナ情勢などを受けて、安全保障環境が厳しさを増しているとして、日米同盟のさらなる強化が重要だという認識で一致しました。

会談は14日午後、元総理大臣の議員会館の事務所でおよそ40分行われ、ロシアが軍事侵攻を続けるウクライナ情勢のほか、中国や北朝鮮の動向も含めた東アジア情勢について意見を交わしました。

そして日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているとして、日米同盟のさらなる強化や、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた取り組みが重要だという認識で一致しました。

また氏が日本の防衛力の強化に取り組む考えを伝えたのに対し、エマニュエル大使は歓迎する意向を示したということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220314/k10013531521000.html