インナージョインさん「コロッケにはソースなんだよ!」 上条「!!!!!」
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上条「そのッ!! 幻想をッ!! ぶち殺すッ!!」ドゴオ
インターナショナルさん「ぶげらっ!?」ドシャァッ
上条「インディアナポリスの馬鹿野郎ッ!!」
上条「コロッケには……コロッケには……」
上条「ケチャップ一択だろうがッ!!」 インダス文明「とうまこそオマヌケかも! アツアツなコロッケにはソース一択なんだよ!」
インターステラー「それなのにケチャップだなんて……とうまは子供舌だね(笑)」
上条「ッ!」ブチッ
ふざけやがって、そんなつまんねぇ事はどうでも良い!
理屈も理論もいらねぇ、たった一つだけ答えろインクレディブル!!
──テメェはコロッケを助けたくないのかよ?
ずっと待ち焦がれてたんだろ、こんな展開を!ハンバーグがやってくるまでの場つなぎじゃねえ!唐揚げが登場するまでの時間稼ぎじゃねえ!他の何者でもなく!他の何物でもなく!
テメエのその手で、たった一人のコロッケを助けてみせるって誓ったんじゃねえのかよ!」
ずっとずっとコロッケにケチャップかけたかったんだろ! 絵本みてえに映画みてえに、
命を賭けてたった一つのコロッケを守る、魔術師になりたかったんだろ!
だったらそれは全然終わってねえ!! 始まってすらいねえ!!
ちっとぐらい長いプロローグで絶望してんじゃねえよ!!
手を伸ばせば届くんだ。いい加減に始めようぜ、インゲンマメ! インターネット「ぐぬぬっ……」
上条(怯んだ!! チャンスだ!!)
お前、知ってんだろ。大切なコロッケに死なれる事の痛みが! 目の前でコロッケが苦しんで、傷ついて、でも自分には何もできなくて!どうしようもないっていう苦しみを知ってんだろ!
焦ったはずだ。辛かったはずだ。苦しかったはずだ。痛かったはずだ。恐かったはずだ。震えたはずだ。叫んだはずだ。涙が出たはずだ。
……だったら、それはダメだ。
そんなに重たい衝撃(ソース)はコロッケに押し付けちゃいけないものなんだ !
だから……
お前が何がなんでもコロッケにソースをかけるって言うのなら……
まずは!
そのふざけた幻想をぶち殺すッ!! インマルサット「わ、分かったんだよ……流石にそこまで力説されたら私も降参かも」
上条「インベントリ……! それじゃあ……」
インディアナ州「うん! 今日はコロッケにケチャップかけても許してあげるんだよ!」
上条「よし! サンキューなインファイト!」
上条「大丈夫だ! 後悔はさせねえ! 少しは俺を信じろって!」
インデザイン「分かった! 信じてるんだよ、とうま」
上条「ああ! 任せろ! 早速ケチャップを用意してくるからな!」 上条(インポートに俺の気持ちが伝わって良かった……)スタスタ
上条(人は……言葉で分かり合えるんだ!)スタスタ
上条(争わなくても……傷つかなくても……人間は言葉がある限り……血を流さずに戦いを止めることができるんだ!)スタスタ
上条(良かった……本当に良かった……)スタスタ
上条(さてと……ケチャップは冷蔵庫の……)ガチャッ
一方通行「よォ、三下ァ」
上条「!!!!!!!!!????????」 一方通行「そんなに急いで何してんだァ?」
上条「お前こそ……人ん家の冷蔵庫で何をしているんでせう?」
一方通行「あァ?哀れだなァ、お前……」
一方通行「本気で言ってンだとしたら抱きしめたくなっちまうくらい哀れだわ……」
一方通行「確かに俺は冷蔵庫の中にいた、それも人ン家の冷蔵庫の中にだ」
一方通行「だがな、俺がお前ン家の冷蔵庫の中にいたところで、別にお前ン家の冷蔵庫の食材が劣化するわけじゃねェだろうがよォ!」
一方通行「アァ!?」
上条「確かにそうだな……悪かった」
一方通行「ケッ、分かりゃ良いんだよ」 一方通行「……ンン? この匂いはァ」
一方通行「そっかそっかァ……良いぜェ……愉快なこと思いついたァ……くけ……くけこ……かきくけこかきくけこかきくけこかきくけこかかかかーッ!!!!!」ドヒュンッ
上条「ぐおっ!? 早ッ!?」
一方通行「………」ビュンッ
インダストリアル「あれ……あなたは……」
一方通行「一方通行ボォーナァス!!」ドボドボドボ
上条/インヴェンション「あーっ!?」
一方通行「今日は良い感じに無風状態だし……今日は絶好の醤油日和だなァ!?」
一方通行「醤油コロッケのための演出ご苦労ォ!!」
ド ン ッ ! ! 上条「………」
イングリッシュ「あぁ……コロッケが……大切な大切なコロッケが醤油まみれに……」
一方通行「これでコロッケも救われる……オレに感謝して欲しいくらいだぜェ?」
上条「……離れろよ」
一方通行「……何か言ったかァ?」
上条「今すぐ……」
上条「今すぐコロッケから離れろっつてんだ聞こえねえのかこの三下ぁ!!!」
https://i.imgur.com/rRk9Xek.jpg
ド ン ッ ! ! 「オマエそンな速度じゃ……」
「100年遅ェつってンだよォ!」
「ほら全然遅ェ!」
「かきくけこかきくけこかきくけこかきくけこかかかかー!!!!」
「学園都市にゃ最高位のレベルが5までしかねェから」
「仕方なく俺はここに甘ンじてるだけなンだっつうの」
ビュオオオオオ!
「何だァ? 何が起こってンだァ?」
「コロッケに……手を出すな……!」
「面白ェよオマエ……」
「最高に……面白ェぞォ!!」
「歯を食いしばれよ最強……俺の最強は……ちっとばっか響くぞ」
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──幻想殺しを決めろ!
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幻想殺しを決めろ!! イントロデュオ「駄目なんだよとうま……もうスッカリ醤油が染み込んじゃってるかも……」
インベーラスト「このコロッケは……もう救えないんだよ……」
上条「そ、そんな……」ストンッ
一方通行「おっとォ、もうこンな時間かァ……そンじゃァなァ」スタスタ
上条「……救えなかった、コロッケを」
上条「俺は……救えなかった……」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています