昔の思い出を語ろう
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今も忘れない永暦元年三月のあの日
平治戦からようやく立ち直ろうとしつつあった頃だったかな
俺は、主から頼まれて五条四位様のもとに荷物を届けに、洛中を歩いていた すると、とある立派な邸宅の窓から暇そうな顔をしながら覗いていた30代ぐらいの男から声をかけられ、窓際で話が弾んで意気投合し、邸宅に招き入れてもらったんだ 見たことのない豪勢なごちそうを奢られ、たくさんの美しい宝物を見せられ、いくつか分けてもらった
もちろんそれらは退去後すぐに売って生活の足しにしたよ 公家服を着用していたので、あそこにいるお方はどこぞのやんごとなきお方だろうかと思い、その後知り合いに聞いたところ、あそこには、幽閉されている院がおわす場所と聞いて驚いた その後、もう一度ごちそうになりたいな〜、宝物分けて欲しいなぁと思って、また向かったら既にご退去されていたようで、門番に追い返された‥ 以上、後白河院に出会った思い出です
対面して色々話した印象では、当時34歳の後白河院は、顔は今で言うと俳優の加藤諒に似ていらしたかな
口調はお世辞にもあまりお利口そうではない感じで、庶民である自分ともグイグイ距離を縮めてこられ、たくさんボディタッチされた(笑) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています