「保護犬は売れなかったら捨てろ」悪質な“自称”動物保護団体の信じられない発言と実態。

鹿児島県で保護犬のシェルターを運営する団体『S』および責任者のH氏だ。同氏は以前より、動物愛護センターから犬猫を救助する『引き出し』を行っている。

「“売れなかった子は山に捨ててこい”と言われている人もいましたね」(九州の保護団体関係者、以下同)

「 ケージの大きさは犬たちの体には合わない窮屈な状態。そこから出されるのは掃除の数時間だけ。散歩に連れていかれることもなく1日の大半を狭いケージの中で過ごしているのだ。排泄もケージの中でし、ペットシーツもすぐには替えられないので糞尿まみれ」

 こうした現状に危機感を覚えた元ボランティアや全国の動物保護団体らは警察や愛護センターに再三訴えているが重い腰が上がらないという。

空き地にはプレハブ3つと仮設トイレを設置。そこに茨城県、広島県、熊本県などの動物愛護センターより引き出した犬12匹を収容した。 悪質な団体であっても書類の不備がなければ実態を調べられることもなく犬猫の引き出し登録がされてしまう。

 被害者は今後、集団訴訟を起こすことも検討している。

週刊女性PRIME