J( 'ー`)し「最後は自殺がいいわね…」僕「うん…」
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J( 'ー`)し「ごめんね、迷惑かけちゃって」
僕「いいよ、かーちゃんも色々大変だったんだろ」
J( 'ー`)し「お嫁さん、見てみたかったな」
僕「…」 J( 'ー`)し「そろそろ、行きましょうか…」
僕「そうだね」
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ーーーーー
僕「ねぇ、かーちゃん お父さんにまた会いたい?」
J( 'ー`)し「…」 J( 'ー`)し「ありがと、もうここでいいわ。今までありがとうね。」
僕「…かーちゃん」
J( 'ー`)し「なあに」
僕「やめようよ、こんなこと…お父さんも、望んでないよ…かーちゃんが、かーちゃんが自殺するなんて…」 J( 'ー`)し「もう、疲れたの…警察の人たちも私達の言うことなんか聞いてくれない、もう嫌なの」
僕「かーちゃんは悪くないよ…」
J( 'ー`)し「ありがとう、あんただけでもそう思ってもらえて嬉しいわ」 僕「…」
J( 'ー`)し「ロープはこの辺で良いかしら?」
僕「うん…」
J( 'ー`)し「お葬式なんてしなくていいからね、かーちゃんのことはもう大丈夫だから、もう行きなさい」 僕「じゃあね、かーちゃん。かーちゃんとの毎日、楽しかったよ」
J( 'ー`)し「うん…じゃあね。」
ーーーーー
ーーーーー アナウンサー「今朝、富士の樹海で女性の遺体が発見されました。年齢は…」
ピッ
僕「こんな報道なんて見たくない…かーちゃんは立派に戦ったんだ」 8年前 コロナウイルスが世界で蔓延した
不安定な政策と、その場しのぎの医療で国民は疲弊していった
そんな中、国は「国立監視センター」を設立し、国民1人1人をAIを使って監視した
お父さんは、国立監視センターの職員として日本中から非難を浴びた
かーちゃんはそんなお父さんを一生懸命庇って…
妹「そろそろ、行くよ」
僕「うん…」 警察「さぁ、どうぞ」
バタン// パトカーのドアが閉まる
僕「お父さんはどうなったんですか?」
警察「…」
パシャパシャ
マスコミがパトカーの外から写真を撮っている
妹「お兄ちゃん、ごめんね」 警察「消息不明だ…」
僕「嘘だ!あの日お父さんを連れて行ったのは警察じゃないか!かーちゃんがどれだけ父さんのことを…」
もう1人の警官が顔をしかめる
警察「静かにしろ…」
僕「っ…」 警察「着いたぞ、降りろ」
警察署の中に入る 多数のマスコミをかき分けて、僕は中に入った
任意の事情聴取とはいいつつも、そう簡単にはかえしてくれなそうだった
僕「この行動も、お父さんが監視してるのかな…、まさか、ね」
警察「ん?何か言ったか?」
僕「いや.」 ズドドーーーーン
大きな音が建物に響く
警察A「おい!銃は使うなと言っただろ!」
警察B「女があまりにも反抗的だったので…」
警察A「黙れ!おい、早く救急車を呼べ」
妹「お兄ちゃん…、今もお父さんは見ててくれてるよね?お父さんが人殺しなんて嘘だよね?」
僕「っ…」
僕は息を飲んだ また1人、家族を失ってしまうのか
警察C「ダメです!マスコミが多すぎて救急車が上手く移動できません!」 妹「ヒュー、ヒュー、おにい、ちゃ」
僕「…さない、許さない!こんなの間違ってる、僕は妹を殺すためにここに来たんじゃないんだ!お父さんに会うためにここに来たんだ!」
警察A「会ってどうする?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています