俺のクラスにうざい奴がいるんだが聞いてくれ
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…と、書いてくれたのは東京都墨田区の「恥垢の品格」さん。
いやあ、こんな不思議な事もあるんですね。びっくりしてしまいました。
さてそれでは、リクエスト参りましょう。お聞きください。
レミオロメンで「粉雪」。 スペック
俺:中1 身長⇒150くらい 体重⇒47くらい 顔⇒マスクしてたらそこそこイケメンだと思いたい
美術部
S:中1 男 身長⇒145くらい 体重⇒しらん
顔⇒イケメンまではいかないが風呂屋とかで見たらおーとはなる
吹奏楽部 くぅ〜疲れました
これにて>>1のスレはおしまいです! 久しぶりにクソワロタwwwwww
特に田中が島田の金玉を箸で掴むくだりは声出してワロタwwwwww
乙wwwwww 入学式当日、俺はA組の教室に入った。友達はそのクラスにはいなかった。そしてSと同じクラスだった。その時はなんとも思ってなかった。
入学式があった日から数日後、部活見学があった。
俺は美術部と吹奏楽部で悩んでた。運動部は筋肉が無い俺には厳しいと思ってた。
部活見学の期間は数日あったからとりあえずその日は吹奏楽部に見学に行った。そして出会ってしまった。あいつと 音楽室に入ると、別のクラスの1年が数人と先輩、恐らく吹奏楽部の顧問であろう先生、そして、Sがいた。 >>15
そんときの俺は吹奏楽部=体使わん部活だったんや Sを同じクラスと知っていた俺は
「あ、同じクラスよな?」
と話しかけた。
そしてSは
「えっと...あ、そうやな!俺さん...だっけ?」
と言った。 俺「そう!よう覚えとるなw」
S「まぁなw僕結構記憶力いいんよw」
俺「へぇーw」
みたいな会話をした気がする。 そこからお互いの趣味の話になった。
S「なんか趣味とかあるん?」
俺「趣味かぁ...絵t」
S「僕は音ゲーとかするよ!」
俺「えっ...あぁ、そうなんや...
俺h」
S「〇〇とか△△!」
俺「あ、俺も△△やっとる」
S「あ、まじで?気合うな〜」
この時点で俺は(ん?)とはなってたが中学校の友達を作りたかった俺はSの流れに身を任せた。この時の俺を恨みたい。 そして先輩に楽器保管室?みたいなとこに呼ばれた。
先輩「ここが楽器保管室な。ここで楽器の音は出さn」
S「俺木琴得意なんよ〜w聞きたい?」
先輩「楽器引かn」
そっからSがひたすら木琴を叩く。適当に叩いているようにしか聞こえない。
それを見てた他の奴らが
「俺らもやろうぜwww」
と言い始めた。
そっからはもう地獄だった。お世辞でも上手いと言えない音色が密室に響く。俺は今すぐそこから抜け出したかった。しかし出ていこうとすると後ろから
「おい待てよ」
と、誰かに背中を掴まれた。後ろを振り向くとそう、Sだった。 よくよく考えたら人おらんのに書く必要ないな。風呂入ってくるからそれまでに人おらんかったら落としてくれ。 中1で150cmしかないの?
35で155cmの俺でも、小学校卒業するまでには150超えてたぞ >>27
そうなん?確かに他のやつよりかは背ちっちゃいわ S「どこいくん」
俺「いや、他のとこ行こうと思って...」
S「なんで?」
俺「...」
S「ま、ええよ」
ここでホッとした俺が馬鹿だった。
S「俺も着いてく。」
俺「!?」
正直な話、こいつともう関わりたく無かった。
こいつといたら俺までヤバい奴と思われると思った。
でも、俺は断ることができず、
俺「う、うん...いいよ」
と言ってしまった。
そして鳴り響く騒音を背に、俺は音楽室を出て、美術室へ向かった。 美術室に着くと、男女1人ずつ1年がいた。
俺とSは先にいた1年の近くの空いている席に座った。
座ると、美術部の先輩が紙と円柱と正方形の模型?を持ってきて、
美術部の先輩「とりあえず、これスケッチして。」
と言って正方形の模型と紙を俺に、円柱と紙をSに渡した
愛想悪いなーと思いつつとりあえず言われた通りスケッチしていると、後ろからSが肩を叩いてきた。 S「コレ見て!僕が描いたんよ!」
見せてきたのは某有名漫画の模写だった。でも、所々線が曲がっていたり、中途半端に大きさが小さかったりした。
俺「へぇー凄いな。」
S「だろーwあとこれも描いたんよ!」
そこからマウントの嵐。これ描いた、あれ描いたとずっと言ってくる。後半の方はもう自分語りだった。「僕あの大会出たんよなw」とか、「僕のパパ〇〇(某有名会社)で働いてるんよw」とか。
言う度に俺は「へぇー」「そうなんや」と返していた。お陰でスケッチには全く集中出来なかった。
(もうやめてくれ!!)と心で願った瞬間、救世主が現れた。 ???「何の話しよるん?」
そう、先にいた1年の男女の男の方が俺に話しかけてきたのだ。
俺「あー、絵の話しよったんよ。」
男「そうなんやー。あ、名前は?」
俺「俺って言うんよ。君は?」
男「Bって言うよ。俺君の絵見して〜」
俺「え、でもスケッチブック持ってきてない...」
B「じゃあこの紙の隅っこに描いて〜」
俺(サラサラ)
B「めっちゃ上手いやん!俺はこんなん描くんよ」
Bの絵は言葉で表せないほど上手かった。いや、上手いというより、美しかった。俺の絵はアニメのような絵だったが、Bの絵はまるでミケランジェロの彫刻のような美しさだった。
しかし、俺とBがキャッキャしてるのを許さない奴がいた。そう、Sだ。 Sは俺とBが話している間もずっと後ろからマウントをとっていた。しかし何も反応しない俺に嫌気がさしたのかいきなり
S「もういい!帰る!」
と言って俺に見せていたスケッチブックをBに投げつけ、美術室を出ていった。
美術部は沈黙に包まれた。
しかし、そのうち呻き声のようなものが聞こえてきた。
ふとBの方を見ると、Bがいない。
Bは、床に転がっていた。目を抑え、指の間から血を垂れ流しながら。 Sの投げたスケッチブックが、たまたまBの右目に当たったらしい。
その後、Bは病院に行き、俺はSのスケッチブックを何故か美術部の顧問に持たされ家に帰った。学校も、大事にはしたくなかったらしい。
(その後気づいたことなんだが、Sが俺に見せていた絵は全てトレスだった。) それから数日後、Sがまた話しかけてきた。
S「俺さん、何部に入るか決めた?」
俺「あ、S...君。俺は...」
その瞬間、俺の脳裏にあることがよぎった。
もし、ここで美術部と答えてしまったら、Sが付いて来るのではないか?
そして俺は、
俺「吹奏楽部...にしたよ。」
S「そうなんやー。じゃあな!(ニチャア)」
あの笑みを思い出す度に鳥肌が立つ。
予想は的中だった。あいつは吹奏楽部に入部届を出していた。
その後、俺は美術部に入部届を出しに行った。 そこから俺は地獄の学校生活を送った。
どこかに行く度にSが着いてくるのだ。
トイレにも、
教室でも、
授業でペアを組む時も、
帰る時も、
給食当番の時も、
どこまでもあいつは付いてくる。家まで着いてきた時もあった。唯一学校であいつの目に止まらない時が部活の時だった。部活は、いつしか俺の安らぎの場となっていた。
また、Bは、あの日から学校に来ていない。
どうなったのかは知らない。不登校になったか、転校したのだろう。俺が、初めて中学校で友達になりたいと思った相手だったのに。その分、Sへの嫌悪感は増していった。 それから3ヶ月くらいたった時、俺の親は花火屋なんだが、親の花火を見に行く事になった。
そこは家から歩いて20分位の場所だった。その場所には割と人が沢山いた。
花火が始まると、皆が一斉に上を向いた。
俺もその花火に釘付けになっていた。
しばらくすると、母が話しかけてきた。
母「俺の友達って子が俺を探してたよ」
俺は母に礼を言って、友達を探した。 しかし、どこを探しても見つからない。
仕方なく、俺は元いた場所に帰ろうとした。
すると、聞き覚えのある声がした。
?「おーい、俺ー!」
俺は振り向きたくなかった。すぐにその場から立ち去りたかった。しかし、何故いるんだ。どうして。と頭の中で疑問が渦巻き、足が出なかった。
肩を掴まれ、後ろを向くと、奴がいた。Sだ。
S「探したんだぜー?」
俺「...」
Sはいつの間にか俺の事を仲が良い人しか呼ばないあだ名で呼ぶようになっていた。
S「にしても、こんなとこで会うなんてなーwww」
俺「...」
俺はいっそ〇にたかった。しかし、Sの次の言葉が俺の頭にカチンときた。
S「にしても、この花火クソだよなwww」
俺「...は?」
S「だって、こんな花火オリンピックより迫力ないじゃん?www」
俺は怒りに震えた。何を言っているんだ?こいつは。確かにオリンピックよりかは劣るかもしれない。しかし、それをわざわざこの場で言うのか?
花火が打ち上げられている。この状況で?
俺の中でプツンと、何かが切れた。 俺「...お前さ...」
S「え?wお前もそう思うだろ?」
俺「花火を作った人の気持ち考えてんの?」
S「考えねぇよwww他人だしw」
俺「...俺の親だよ」
S「え?お前も大変だなwww」
俺「は?」
S「だってこんな花火作る奴の子供なんだろ?w恥ずかしいなw」
俺「...」
もう何も言えなかった。こいつには、何を言ってもムダだと思った。
俺は、走った。花火を打ち上げている父の元へ。その間も奴は着いてきた。
その道には関係者以外立ち入り禁止と書かれた看板があった。その傍に警備員がいた。
俺は関係者と示すカードを持っていたため、あっさり入らせてくれた。しかし、Sは関係者では無い。警備員に止められていた。泣き叫ぶSを尻目に、俺は父の元へ走った。 花火を打ち上げている少し遠くに、花火を見守る父と姉がいた。
俺は父に抱きつき、泣いた。
父は最初は驚いていたが、すぐに俺を抱きしめてくれた。
花火が終わった後、事の経緯を話した。父は、俺のことを考え、転校することを提案してくれた。
夏休みの終わりに、俺は転校した。もちろん奴には伝えずに。
あいつのような奴とは2度と会いたくない。
以上
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