小説書く
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普通に社会に溶け込み普通に生きている俺の何が違うのかと言うと…。 「よお!次の授業なんだっけ」
「次は数学だ」
「そうかありがとう、そんなことより例の件忘れたわけじゃないよな?」
「学校でその話はよしてくれ、安心しろ俺の能力は明日のためにしか使わない、俺は明日が欲しいだけだ」
「そうか、まぁ授業が始まっちまうから後でな」能力者。 超能力と呼ばれる超常的な力を操る存在でありその存在は世間一般に認知されつつある。 世間一般はこう考えるだろう、『超能力者って実在するんだ』だがその更に先は『どんな能力なんだろうか?』そして、能力者の存在を認知にしても最初は疑いから入る。 もちろん強すぎて隠蔽されてるやつとかもいるんだろうし隠しも含めたらそれこそ何十とかいるのかもしれない。 ただこれだけの能力者がいても能力者の全てを知っている奴など誰もいないだろう……いやまぁ知ってそうなやつはいるが。 ただそいつらも絶対という保証がない以上信用するわけにはいかない。 それに俺が調べている事はそういうことでもないからな……。 (ふむ……)教室の中を軽く暖かくする、もちろん能力で。 学校で能力は使いたくないが軽いものならまぁ許してくれるだろう。 悪用は厳禁だがこの程度のことで動くほど機関も暇じゃないはず。 そもそもこれは自分のためでもあるのだ、機関も多少は大目に見てくれるはずだ……たぶんきっと。 さて今日の分の勉強でもしますかね〜♪ キーンコーンカーンコーン(チャイム音です ガラララララ ガタッガタンッ(先生来た! はあ、学校めんどい…早く帰りたいぜ……ん?あれは……。 「みんな席についてくれ」
ざわ……ざわ…… いつも通り先生が教壇に立って挨拶をしている中ある一点を見つめていた。 そこに立っていた人物は黒いフードを被った小柄な少女だった。 顔はよく見えないがどう見ても高校生ではない、中学生くらいにしか見えないのだがこんな子がどうして?まさか能力者か?しかし脳裏によぎるのは嫌な予感だけだった。 能力者でなくてもあんな子一人でここに乗り込んでくるようなことをして何か企んでいるんじゃないかと思ったからだ。 (警戒だけはしておくべきだよな……あの子が何をしようとしていても邪魔をしてやるだけだけどね)
こうして俺の人生において大きく関わる出会いが始まった。 ==========
ドカンッ!
「なんだ?!」
「みんな落ち着け!」
「キャー」
突然の爆破に混乱状態になる教室。 能力を持ってる俺はあくまで冷静を装うが内心は色んなことを考えていた。 何故学校に爆弾なんか持ってきたのか、何が目的なのか……とりあえずまずはこの騒ぎを収めるのが最優先だろう。 (とりあえず全員に催眠をかけるか、これがあれば少し楽になる)
よしよし落ち着いてきているぞこのまま鎮火させる。 しかし俺は能力者5段階のうちレベル5、つまり最強である。 こんな俺が本気を出すのもあれだし理性を保ったまま犯人をみつけ倒してやる。 ===
(よし後はこの子に聞くだけだ)
爆発の後なんとか騒ぎを収めた後に、フードを被った少女に近づく俺、するとこちらの存在に気付いたのか振り向いてきた、その瞬間俺は言葉を失った。 こんな幼い子が本当にこんな大規模な計画を立てられるのか?利用されてるということか?と だが彼女の目は違った『私は貴方の思いのままに動いてあげる、私を利用しなさい。私があなたを利用するわ』とそう目が語っていたんだだから俺も覚悟を決めるしかなかった。 これからは彼女を信じて行動しなければいけなくなったのだと。 日本語の文法の基本的な部分を少しは勉強したほうがいいよー (ああそうかいそうかい……お前が望むままに俺は動いてやる。)
すると彼女は突如走り出した。 「ふはは、爆発させたのに生きてるってことはお前能力者か?」
「俺だけじゃないぞ、俺能力で全員生きてる」
「なに?じゃあ俺が皆殺しにする、能力で生かしたなら能力で殺せばいい。奴らが死ぬ運命がお前が変えられるわけなだろ」
「やるか?俺能力はレベル5だ」
「な、なに?」
「能力探知をしたところお前の能力はせいぜい3といったところか」能力のレベルは10まであり下から順に1〜4、5〜6というふうに分けられている。 正直戦いたくない相手なのだが、彼女が信じてくれている限り戦うしかない。 「俺がやればいいんだろうが!行くぞ!」
俺は能力で時を止めた。 「俺がやればいいんだろうが!行くぞ!」
俺は能力で時を止めた。 図星突かれるとなんも返せないの草
まあ誰も見てないしほっとこ😅 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています