日本将棋連盟が対局中の棋士・女流棋士にマスクの着用を義務付ける臨時対局規定を2月1日から実施することが28日、分かった。

新型コロナウイルスの感染が広がった2020年春以降、対局者のマスク着用はほとんど常識化していたが、既存の規定では着用の「推奨」にとどまっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/08dce535c5dd0ae62a969d3ea781959c3a3bbb5e

臨時対局規定は、対局中の棋士・女流棋士が一時的なケースを除いてマスク(原則として不織布マスク)を着用しなくてはならないことを義務として定めており、着用しない場合は違反行為として反則負けとする。

ただし、健康上やむを得ない理由があり、事前に届け出て連盟理事会の承認を得た場合は例外となる。反則負けの判定は立会人が行い、立会人がいない対局では代行者が行う。2月1日から当面の間は実施し、期限は理事会が判断する。