山の民←なに思い浮かべた?
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>>8
海の民とか山の民とか安い居酒屋みたいな知識の貧しい年齢層が考えたような幼稚な呼び方やめてね >>15
昔VIPでサンカの遺跡探検オフしようってあったくらいにはメジャー サンカが山で野営する時は詳細は忘れたが、なにかちょっと加工した木片で焚き火を行い
灰になってまだ熱のある木片を寝る場所に拡げるように敷いてその上に寝たという
木片の熱が地面に伝わり背中が温まるので背炙りをしているという意味でこれを背ぶりと呼んだ
背ぶり山という山があれば、それはサンカが背ぶるために来ていた山という意味でついた名だ 関東では茨城が有名
茨城は高い山がなく、八溝山から筑波まで続く八溝山地と福島県から続く阿武隈山地、
あとは大小の台地が点在するため、荒地と呼ばれる地名のない場所が多く
そこに箕作り、或いは箕直し達が住んでいた
暮らしは貧しく襤褸(ボロ)を纏い、竹を加工し箕や簓(ササラ)を作っていた
どちらも生活に必要なため、竹林を持つ人は人手がなくて困っているところに彼らがくると
箕や簓を作る代わりに竹を好きに伐らせたりしていた
約束は必ず守り、10日ほど竹林に滞在している間に造り、立ち去り際に置いていくという
それに慣れた生活様式をしていた 東京だと多摩湖周辺には今も竹林が多いが、江戸期にあの辺りが原生林のままだった頃
サンカたちが多く背ぶりに来ていたという
今も多摩湖のある東村山〜東大和〜武蔵村山にかけては箕や笊を売る店があるが、
上手く定住することに成功したサンカの末裔と思われる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています