くっそおもろい小説書いた
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「モンスター・スレイ」
第1話「殺戮の戦士」
※この物語はフィクションです
2100年 東京
核戦争で核爆弾が東京に直撃してから1年が経った
荒廃した都市で生き残っている者はいない
草木は枯れビル群も廃墟と化していた
そしてとある日の午後だった
元東京駅
モンスター「グオオオオ!!!」
市民「モンスターだ!!」
親子「キャァァア!!」
市民たちはモンスターに追われていた
その時
???「お前ら下がれ!!!」
ドォーン
という音ともにモンスターの体が崩れさる 生き残ってるものはいないのに
こいつはおもしれぇや! 草木も枯れビルも廃嘘した街で何してるんですかねぇ……… シゲキ「俺はマモノ・ハンターの猛火(もうか)シゲキだ!怪我はなかったか!」
市民「マモノ・ハンターが来てくれたぞ!」
母親「ありがとうございます!!!」
子供「ありがとう!マモノ・ハンターのお兄ちゃん!」
シゲキ「いいってことよ」
彼は幼い頃に発生した通称「アウトブレイク」が発生した都市の中心部に暮らしていた
アウトブレイクによって人々の半分は「マモノ」と化し彼の両親もまた「マモノ」となった
そして彼が一番最初に倒した「マモノ」もまた彼の両親であった 面白過ぎるだろ
なろうとかにUPしないとネタ盗まれるぞ! 「マモノ」にはそれぞれ違う特殊な能力が付与されている
火を出せるものや氷の息を出せるもの
そして彼の両親であったマモノの能力は目からビームを出す能力
ビームに当たったものは周りの半径10kmを巻き込み爆発する
彼は苦戦の末なんとかそれを倒した
ビーム使いは遠距離特化だから至近距離に潜り込んでナイフで刺したのだ 一方場所は変わり東京駅郊外
そこでは奇妙なことが起きていた
ケヤキ「おっ、俺の腕が!!」
1時間前の事だった
ケヤキ「久々に東京に買い物に来たぜ〜」
マモノ「けへへっ!!」
ケヤキ「マモノだ!!」
マモノ「俺は人に寄生してパワーを引き出すマモノ!脳みそを乗っ取り引き出したパワーで暴れまくるのさ!!お前に寄生すること決めたぜ!!」
ケヤキ「うわぁぁぁあ!!!」
マモノ「なにっ!こいつ!!!なんで頭を乗っ取れねぇ!クソ!腕に寄生するしかねぇ!」
ケヤキの腕は異形と化した
ケヤキ「俺は…この力で人を助ける!!」 マモノ「へっ!勝手にしろ!!こうなったら俺の力をどう使おうがお前の勝手だしな!こっちはお前がこれからやることを楽しみながら見るぜ!」
ケヤキ「東京駅の中から人の叫び声が聞こえる!!」
ケヤキはマモノに寄生されることによって聴覚もパワーアップしていた
東京駅の中に駆け込むと
辺りが赤い霧で包まれている
ケヤキ「これは…鉄分の臭い!!?」
廊下を進むと
大量の人間の死体
引き裂かれた市民や親子が恐怖の表情を張り付かせた顔で死んでいる
ケヤキ「なんだこれは…マモノがやったのか!」
??「ケヒャヒャヒャ!!」 シゲキ「助けられたと思って安心したところをぶっ殺すのは爽快ダゼ!!」
ケヤキ「お前は!人間!?なんでこんなとこを…!?」
シゲキ「あぁ??なんだおめぇ…おめぇも調理してやるよ!!!ヒャハ!」
剣を突き出し飛びかかるシゲキ
ケヤキは腕でガードした
シゲキ「その腕は…ヒャハ!!普通の人間じゃねぇなぁお前!!」
ケヤキ「なぜこんなことを…!」
1年前の事だった
そう話はシゲキが両親を殺した時に遡る 両親を殺したシゲキは何を思ったか
絶望?後悔?
違う
子供の頃から秘めていた嗜虐性、暗黒の慟哭がうねりをあげて心臓から黒き血が全身へとドクドクと送り込まれるのを感じながらシゲキは微笑んだ
「人を殺すのって気持ちいい」
それからだ
彼はマモノ・ハンターを騙り人を殺すのを趣味にしたのだ ケヤキ「お前みたいなやつが嫌いなんだよ…!人を殺すようなやつは!!」
シゲキ「ああそうかい!勝手に言ってろ!死ね!!!」
寄生マモノ「奴とはまともにやりあっても勝てない!俺の指示を聞け!!とりあえず逃げろ!!」
シゲキ「ケヒャヒャ!!どこ行くんだよォ!」
ケヤキ「くっ!!ここは!ホール!!!」
ホールに着いたケヤキ シゲキ「ホールに着いたぜ。どこ行ったんだアイツは?」
その時
上から降り注ぐ刃の雨!
シゲキ「ぐわぁぁぁあ!!上から!!?」
ケヤキ「不意打ち作戦成功」
ホールに出たケヤキは思いついた
「この場所は不意打ちに使える」
そして天井に張り付きシゲキを待ったのだ
シゲキ「やるな…お前みたいな強い男と早く戦えてたら…俺はこんな人間には…ならなかったのかもな…」
ケヤキ「シゲキ…」
シゲキ「生まれ変わったら…仲間にしてくれるか…」
ケヤキ「待ってるぜ」
シゲキ「…」ニヤッ
シゲキは笑顔で死んだ
三途の川の向こうでは家族が微笑んでいる
ケヤキ「彼は帰るべき場所に帰ったのだな」
そして数年後… エピローグ
ケヤキ「俺がマモノ・ハンターになってからもう数年か。みんな元気にしてるかな」
あれから様々な戦いがあった
復活したシゲキの両親との戦い、マモノの王との最終決戦
そしてその過程で様々な仲間と出会い戦いの後は別々の道を進んだ
ヨウ「あんたは変わらないわね」
ケヤキ「ヨウ!?」
ヨウはパーティーの中で回復を担当していた女
ヨウ「みんな待ってるわよ!今日はマモノの王を倒して1周年のパーティーでしょ!」
ケヤキ「ああ!行こう!!」
目の前に広がるのはみんなで勝ち取った平和な世界
みんなで紡いだ物語
ケヤキはこの幸せがいつまでも続くことを祈った
〜完〜 飯食ってきたけど、間に合ったな
面白かったよ、おつかれ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています