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2022/01/09(日) 12:54:49.818ID:ocBTD62kp今回注目を集めている「ノートン クリプト」は、そうした一連の機能のひとつだ。
こちらはセキュリティ対策とはやや毛色が違っており、仮想通貨「イーサリアム」のマイニングをおこなう機能となっている。
この機能が今年になって注目を集めたのは、海外ジャーナリストCory Doctorow氏がTwitterアカウント上にて、同機能について懸念を示す意見を投じたためと見られる。
同氏は「“アンチウィルス”がこっそりマイナーをインストールして、手数料をかすめ取るらしい」とツイートし、懸念を示している。
この投稿は多くの反響をあつめ、Brian Krebs氏によるセキュリティブログKrebs on Securityに取り上げられるなどさらに広く波及した。
また、こうした報道で「ノートン クリプト」を知ったユーザーの多くが、批判的な意見を投稿している。
同機能の公式FAQによれば、ユーザーは“採掘料”として、マイニングしたイーサリアムの15%を支払う必要があるという。
取引にまつわる手数料などもユーザー負担だ。
そして、マイニングした通貨は暗号通貨取引所CoinBaseのウォレットに送られ、今の所はほかの選択肢はないようだ。
こうした手数料の高さや自由度のなさが、懸念を引き起こす要因のひとつとなっている。
一方で、ノートン側は「ノートン クリプト」についてオプトイン、すなわち同意がなければ実行されないと明言している。
また、セキュリティソフトが提供するマイニングプログラムだから安心であると考えることもできるだろう。
しかしながら、ノートン側が有耶無耶に機能を有効にしてしまう可能性を指摘する者や、機能は実行されずとも、マイニングプログラム自体が「ノートン360」と共に強制的にインストールされる点に拒否感を示すユーザーもいる。
筆者が実際に「ノートン360」をインストールしてみたところ、日本語版にもマイニングプログラムである「NCrypt.exe」が含まれることが確認できた。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20220107-188155/