syamu「しばたさんとの日々を大切にしたい」
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ゆたぽん「syamuさんとシバターさんって付き合ってるんすか?」
シバター「ブウウウ!!ゲホッゴホッ!!突然何を言いやがるんだこの不登校やろう!?」
syamu「恥ずかしいわ。ゆたぽんくん」
ドルジ「ゆたぽん空気読めよなあ〜」
彼らは岩間亭でしゃぎあっていた。
岩間「うるせえぞ!!このきちげえどもが!!」
酒に酔った岩間は彼らに怒鳴り散らした。
ゆたぽん「岩間のおっさん怒ってるぜカルトドルジ」
ドルジ「てめえこそうるせえぞこの糖質中年親父が!!酒だのつまみだの買ってきてやったんだからありがたく思いやがれ!!」 岩間「バーロー!!毒入りの飯とか酒ばっかり買ってきやがって!!」
ドルジ「馬鹿っていう方が馬鹿なんだよバカー!!」
岩間「ローレライ!!」
激昂する岩間とドルジは親子のようだった。 syamu「岩間さんとドルジ君...なんかいい感じやないですかあ〜」
シバター「俺には喧嘩してるようにしか見えねえけどな」
ゆたぽん「羨ましいっすね〜。俺も最近出来た彼女に何度も電話かけられんすよ〜光さんもそうでしょう」 シバター「うるせえなあ...クソ餓鬼がよお...大人の...syamuとの恋路にてめえが口突っ込むなよなあ...」
シバターは憎まれ口を叩きながらも、ゆたぽんの頭を撫でた。
syamu「あっ、お菓子が無くなってきたわ。コンビニに行って買ってくるわ!!」 ドルジ「ああ、じゃあクリームソーダ買ってきてください!!」
岩間「俺はいちごショート!!」
シバター「冷凍キムチチャーハン頼むぜ!!」
ゆたぽん「僕はエロ本とポケモン攻略本を」 syamuはコンビニに行き、何点か食べ物を買ってから帰ろうとした時だった。
ヒカル「syamuはんやないですか!!ワイですヒカルですわ」
syamu「ヒカルさんやないですかあ〜お久しぶりでやんす」
syamuは詐欺師系YouTuberヒカルと出会ったのだ。 ヒカル「ここら辺に観光に来てたんですわ。syamuはんはなにかやっとるのですか?ここで」
syamu「岩間さんのお家で酒盛りやってるんですわ。ヒカルさんもどうですか?行きませんか?」
ヒカル「ありがとうございますわ。ほな」 シバター「何だよ!!ヒカルじゃねえか!!」
ヒカル「シバターか!!やすはんの葬式以来やなあ〜」
ゆたぽん「ヒカルさん!!また面白い場所に連れてってくださいよ〜」
岩間「またキチゲエがきましたわ!!どっかに隠れていたみたいに!!」
ヒカルは人気者だ。だから人々がどんどん集まるのだ。 そのうちに酒盛りもヒートアップしていき、ドルジと岩間は酒に酔い潰れて倒れてしまった。
そんな時にピンポンと玄関チャイムが鳴った。
へずまりゅう「失礼します。へずまって言います」 syamu「へずまさんやないですかあ。こんばんはやで!!」
シバター「てめえはへずまりゅう!!」
腕をまくってへずまに掴みかかろうとするシバター。そんな彼をへずまはニヤリと笑った。 へずまりゅう「今日は迷惑かけにきたわけじゃないですよ。ちょっとお土産をね」
へずまりゅうは大分の名産物、日田の梨ジャムをたくさん持ってきたのだ。 へずま「syamuさんだけにジャムってね。ああ、ゆたぽんじゃないか。今からナイトツアーにでも行かないか?」
ゆたぽん「あっ、へずまじゃないか!!すいませんsyamuさん、シバターさん、俺たち遊びに行くんで。ごちそうさまでした!!」 それから、起きているのがヒカルとsyamuとシバターだけになったあと、ヒカルのポケットからブザーが鳴ったのだ。
ヒカル「なんやなんや!!ああ月永はんやないか!!なに!?長谷川さんが見つかったかもしれんやと!!わかったすぐ行くで!!」
ヒカルは凄まじい速さで岩間の家から出ていった。 シバター「行っちまった...ったく台風みたいな野郎だ」
syamu「まあ忙しんやろうなあ。ヒカルさんも」
それからシバターとsyamu二人っきりになった。
ノエルと岩間が寝ていることもあり、二階のベランダから酒を飲むことになった。
シバターは芋酒を、syamuはファンタオレンジ味を飲んでいた。 シバター「ったくよ〜最近麻原のやろうがうるせえんだよなあ...跡を継げだの。唐澤のやつもゲーム実況手伝えとかさあ」
syamu「あはは、元気な家族やなあ...」 二人して大きく照らされた月を眺めながら、普段の日常を話すのだった。
syamu「猫夜叉ちゃんに息子さんが出来たそうや。14歳で産んだんやってさあ」
シバター「んなことがあったのかあ〜」 シバター「獅子唐の茄子炒めを研究してるんだよ」
syamu「俺も今度オリジナルメニューを作ってくるわ」
syamu「でなあ...この前川の下にある空手道場に行ったんや」
シバター「何だそりゃ!!汚そうな場所だなあ 二人して話していると、眠気がシバターを襲ってきた。
うつらうつらとするシバターに毛布をかけるsyamu。
シバター「ああ...syamu...すまねえなあ...」 syamu「いいんや、しばたさん」
シバターの微睡む顔を見守るsyamu。
この瞬間がいつまで続くかわからない。
けれどもこの時を大切にしていきたいとsyamuは感じた。
おしまい syamu「なんやねんこの雨」
シバター「順平、寒いんだよ!!」
syamu「毛布かけた方が良いわな。これや」
syamuとシバターは岩間家の2階で月を眺めていた。しんしんと降る雨を見ながら。
シバター「岩間たちはもう寝ちまったのかな」 syamu「そうみたいやな。みんなお酒よく飲んでたからなあ」
彼ら2人は布団に包まれて、ポカポカと温まっていた。
syamu「みんな寝てしまったからなあ...」
syamuは寒々とした空を眺めながら、自分の隣にいるシバターの顎を撫でた
シバター「何するんだよ。恥ずかしいじゃねえか」 悪態をつきながらも、シバターは微笑みをたやさなかった。
雨の音はどんどん強くなり、水飛沫がガラスをひたすら叩いていた。
syamu「雨止まんかな、しばたさん...」
シバター「そうだよな。さっさとやんでほしいぜ」 syamuとシバターはただ、流れる雨を眺めていた。
その渦を見つめていると、2人はどこまでも暗い、暗い場所に吸い込まれそうになった。
syamu「怖いな、しばたさん...」 シバター「なんだよsyamu」
syamu「俺は怖いんや。全てが終わってしまうのが...しばたさんと離れ離れになるのが」
シバター「んなことねえよ。」
シバターはsyamuを抱きしめる。 シバター「おれはいつだってお前のそばにいる。おれが死んだとしても、仮に死んだとしても、暗い顔してるお前のそばでいつもこう言ってるよ。順平暗いんだよって」
syamu「しばたさん...」 2人は抱きしめあった。
そしてラジオをつけた。
「現在、ラーメン屋の屋台が...ました...」
syamu「物騒な事件やな。」
シバター「…んなこといいだろ。別によ」
2人は熱く抱きしめあった。
おしまい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています