俺「あっ俺のスレまとめられてる…」アフィ「ふぅんいいスレ立てるじゃん」ニィ
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俺「深夜にクソスレ立てるの楽しいなぁｗ30レスくらいで落ちるけど満足ｗさーてネットサーフィンするかぁ…ん？」
ハイパーVIPまとめ速報
『カニクリームコロッケにかにって入ってないよね？』←驚きの真相がｗｗｗｗｗｗ
俺「あっこれ俺の立てたスレだ！まとめられたんだ」
コメント欄『イッチ馬鹿すぎて草』『釣りスレ乙』『2get』
俺「……32レスで落ちたのにコメント50もついてんだ…ただのネタスレだったのになぁ」
カタカタカタカタ
コメント欄
『俺の立てたスレまとめられててワロタ』
俺「寝るかあ」 次の日
俺「さーて今日もスレ立てるか…そういや昨日のコメント欄どうなってるかな」
俺 (コメント数増えてたらちょっと嬉しいかも…)
俺「ん！？」
>> 『俺の立てたスレまとめられててワロタ』
『サイト管理人です面白いスレでしたのでまとめさせていただきました』
俺「返信きてる…こんなことあるんだ…」
カタカタカタカタ
>>『いえいえ！気に入ってもらえたようで嬉しいです！』
俺「アフィに寛容なんてVIPPER失格だな…さっクソスレ立てるか」 次の日
ハイパーVIPまとめ速報
『ホッチキスの針なくならないんだけどこれ無限に増殖してね？』←ｗｗｗｗｗｗ
俺「あっ、また俺のスレまとめられてる」
俺 (コテもつけてないのに連続でまとめられるなんて…管理人さんと波長が合うのかな)
コメント欄
『これはわかる』『イミフすぎて草』
カタカタカタ
俺「『またまとめられててワロタ』っと…あっすぐ返信ついた」
>>『いつもありがとうございます！もしよろしければ少しお話ししませんか？下記のメールアドレスにご連絡いただければ…』
俺「へっ？話すって…なにを？」
(…………)
俺「こういう時はスレ立てて聞くか…？いや…おもちゃにされちゃうな…うん、暇だしメールしてみるか」 そしてLINEを交換した俺とアフィの奇妙な関係は続いた
アフィ「おはようございます！今日も元気にまとめていこうと思うんですがいいスレありますか？」
俺「いま伸びてるのは『【悲報】声優さんオタクの目の前でディープキスしてしまう』ですね！荒らしもいますがレスも多いです！」
アフィ「いいですね！俺さんは今日は何かスレ立てましたか？」
俺「『師匠に性欲のはけ口にされてるんだが質問ある？』を立てましたが…あまり伸びなかったです」
アフィ「10レスもつけば充分ですよ！スレ立てセンスありますね！まとめちゃいます！」
俺「照れます///」 そしてクリスマスがやってきた
俺「今年もオフ会スレ立ってる…そういや一度も参加したことないし行ってみようかな…そうだ！管理人さんも誘おう！」
アフィ「オフ会ですか？いいですね！私も行っていいんでしょうか」
俺「まとめサイト運営してることがバレなきゃ大丈夫ですって！」
アフィ「それじゃお邪魔しちゃいましょうかね…笑クリスマスはいいスレもたくさん立つのでまとめ作業は明日たっぷりやります」 飲み屋前
VIPPER「こんにちは！あなたもオフ会参加ですか？」
俺「はい！56で行くってレスしてました！実はもうひとり来るんですけど…」
？？？「こんにちは…！」
VIPPER「こんにちは！女の人が来るなんて驚きです！あ、失礼でしたかね」
？？？「いえ！お構いなく…！」コソコソ
俺 (可愛い人だなぁ…ん？俺の方にやってきた…？)
アフィ「あの、私です、ハイパーまとめの…」
俺「えっ！あなたが！ってどうして俺だとわかったんです？」
アフィ「前に『こどおじだけど母ちゃんがチェックシャツしか買ってくれないからぶん殴った』ってスレ立ててたじゃないですかぁ」
俺「あっそうか！スレの最後で黒いロングコートと指だしグローブうpしましたもんね…その時の格好しちゃいました」
VIPPER「とりあえず中入りましょうか」
俺「あっはい！(まとめサイトのことはくれぐれも内密に！)」
アフィ「(わかってますって♪俺さんの隣の席座っていいですか？)」 ワイワイワイワイ
VIPPER「おふたりはお知り合いなんですか？前のオフ会であったとか？」
俺「ええ、まあそんなところです」
アフィ「……そう、です」もじもじ
俺「クリスマスに独り身同士で集まるのもたのしいですね」
アフィ「あっはい…でも実はその…あんまり男の人慣れてなくて…あとお酒もあんまりた…」
俺「あっそうだったんですね…じゃあ辛くなったらすぐ出ましょう駅まで送りますよ」
アフィ「ありがとうございます！スレ立ても面白いし会ってみたら優しいし俺さんはいいひとです」
俺「……照れちゃいますよそんなこと言われたら」 アフィ「途中まで帰り同じ方向だったんですね」
俺「はは…すごい偶然ですね」
アフィ「あっ！自販機見てください！俺さんがこの間立てたスレに上がってたがぶのみメロンソーダありますよ！」がちゃんころん
俺「お酒飲んだあとは水とかのほうがいいんじゃないですか？」
アフィ「いいんですっ炭酸好きですし…こ！俺さんが美味しいって言ってたので気になってたので」
俺「……」
アフィ「美味しい！…でも500はちょっと多かったです…残りいります？」
俺「えっ…いいんですか？」
アフィ「飲みきれないので！」ぐいっ
俺「……っ」
アフィ「あっ電車来ました！乗りましょ」
俺「あっはい！」 アフィ「結局家まで送ってもらっちゃいましたね」
俺「女の人が家知らない男に簡単に教えちゃダメですよ…」
アフィ「俺さんは知らない男じゃないですよ…VIPでいつも頭の中覗かせてもらってるんですから」
俺「管理人さん…」
アフィ「その…散らかってますけどもしよかったらあがっていきます…？」 次の日の朝チュンチュン
カタカタカタカタ
俺「ん…？ここは」
アフィ「あっ起きました？朝ごはん作っておきました！ぜひ食べてください！」
俺「わわっすいません、コーヒーまで…」
アフィ「婆ちゃん箱のなかでワロタ…っと、よしできた！」
俺「まとめサイトですか？」
アフィ「はいやっぱりクリスマスはいいスレたくさんあるのでまとめなきゃ損ですよ！」
俺「働き者ですね…それにしても朝になって見ると広い部屋ですね…もしかしてまとめサイトの収入でここに住んでるんですか？」
アフィ「えへへ、そうです、高卒なんですけどVIPPERのみなさんのおかげで毎回コンビニでファミチキを気軽に買えるくらいお金は稼がせてもらってまして」
俺「すごいなぁ俺なんてほぼニートですよ日雇いのアルバイト気が向いたらする程度で」
アフィ「でもそのおかげでスレたくさん立ててくれるじゃないですか！私は大助かりですよ？」
俺「うーんそうですか？」
アフィ「そうだ！いっしょにまとめサイト運営しませんか？俺さんがスレを考えて立てて私がまとめる！広告収入は山分けです」
俺「えっいいんですか？」
アフィ「むしろいままでお金を渡してなかったのが申し訳ないくらいですよ、どうです」
俺「まあ…暇ですし…やってみようかな」
アフィ「やった！俺さん大好き」だきっ
俺「っ！！！」きゅんっぴゅっ そうして俺は管理人さんと暮らし始めたのだった
母ちゃんには恋人ができたと告げて子供部屋からゲーム機だけ持ってこの部屋に引っ越してきた
アフィ「さぁお仕事の時間です！まとめますよ〜」
俺「うーんもう昼…？スレ立てるかぁ…」
俺「…………(いいネットニュースもないしネタスレ立てるかなぁ)」
アフィ「あれ？これ俺さんが立てたスレですか？すぐ落ちちゃいましたね」
俺「あはは…そういうこともあるよスレ立ては試行錯誤の繰り返しだからね(……まずいなスランプか…？)」
アフィ「まあそれならそれで別のスレをまとめるんで大丈夫です！俺さんはじっくり伸びそうなスレタイ考えててください」
俺「う、うん…」 それからさらに数日後
アフィ「俺さん、そろそろスレ立ててみませんか？」
俺「ん？ああごめん」
アフィ「ここ最近深夜に起きてはカップ麺食べながら定期スレに新参煽りしてるだけじゃないですかぁそろそろいいのくださいよ」
俺「うーんそうは言ってもインスピレーションがなぁ」
アフィ「……もう、わかりましたよじゃあ俺さん以外のスレまとめます！好きにしてください！」
俺「あっごめんって！えーと、『塩ラーメンは雑魚』っと…うわっ全然レスつかない…くそっ！携帯回線で自演して…！」
アフィ「…………」カタカタカタカタ 朝起きると朝ごはんとともに置き手紙が置いてあった
俺「これは…管理人さん…？」
アフィ『少し出かけてきます帰りは夜になりますのでご飯はご自分で取ってください、1万円置いておきます」
俺「1万円って多すぎだろ…ヒモじゃないんだから……ん？あれ？いまの俺って…実家にいた時と同じ…母ちゃんにすべてを任せてるような…」
アフィ『ps.いいスレ、期待してます』
俺「……っ！！！」
俺「変わらなきゃ！」ダッ 『彼女に花渡すんだけどなにがいいと思う？』
『彼女を怒らせたときの対処法ｗｗｗｗｗｗ』
『彼女が朝出て行ったんだが…』
俺「くそっ！彼女スレ全然伸びねぇ！平日は童貞ニートしかいねぇのかVIPは！」
『彼女は炭酸ジュースが好き』『じゃあバブでも投げろやｗｗｗ』
俺「でも…入浴剤や薔薇を送るといいってことはわかったぞ…これで機嫌を直してもらおう！」 夜
俺「花屋なんて行ったことないから手間取っちゃったな…でも伸びたスレも何個か立てれたし入浴剤と薔薇を渡して俺のこと見直してもらうぞ！」
カチカチカチカチ…
11時
俺「遅いな…どこに出かけたんだろ…LINEも返信がない」
12時
俺「なにか事故に巻き込まれた…！？電話しよう！」プルルルル
アフィ「あっ俺さん？っこんばんわ遅くなっちゃっってすみません！すぐ帰ります」
俺「大丈夫？いまどこ？」
アフィ「すぐっ、帰りますので！お土産期待してまっててください！いいものあげますから！」
「管理人さんっ」ぶちツーツーツー
俺「心配だ…」 1時
ピンポーン
アフィ「ただいま帰りました」
俺「管理人さんっ！」ダッ
アフィ「どうしたんですか慌ててあっ薔薇綺麗ですね買ってきてくれたんですか？」
俺「ごめんなさい！いいスレ立てできなくて！俺甘えてたんだ！でもこれからはいいスレ立てられるようにネットニュースに張り付くしテレビも見る！TwitterもなんJからもパクる！」
アフィ「ああ…そのことですかいいですよ」
俺「えっ…？」 よく見れば管理人の服は乱れていた
そしてどこか生臭い
しっとりとした管理人さんの髪の毛
アフィ「これ、お土産です」
管理人さんは俺の手のひらの上にぺちゃりとナニカを置いた
そしておもむろにスマホを取り出すと動画を再生し始めた
アフィ「よく撮れてますね…VIPPERのみなさんに協力してもらったんですよ…」
俺「あっえっあっ」
俺は頭が真っ白になった
アフィ「どうです？これでまた俺さんは面白い伸びるスレ立てられますよね？r 新着
『彼女がレ○プされながら帰ってきたけど質問ある？』
完
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