シャ子「南西諸島に核ミサイルを置こう」ピンク「……」
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シャ子「台湾有事がおこったら、日米は南西諸島に米軍臨時拠点を置いて戦う」
ピンク「いいんじゃない」
シャ子「住民が危険にさらされるって書いてあります。いいんですか?」
ピンク「いいよ」
黄色「よくないわよ!」 ピンク「東アジアの安定のために、日米は防衛計画を策定してるんだ」
ピンク「その日米共同作戦計画において、台湾有事がおこったときに、沖縄本島より南西の島嶼を軍事拠点に使おうとしているんだ」
シャ子「台湾にそのまま上陸すればいいんじゃないですか?」
ピンク「中国が強くなったから、上陸作戦が難しくなったんだ」 ピンク「中国は台湾を武力で統一できるだけの軍事力を有している可能性があると、アメリカは分析してるんだ」
シャ子「じゃあ中国が軍事力を行使したら台湾は終わりなんですか?」
ピンク「そうだよ」 ピンク「さっきもいったけど、今までは台湾有事があったときは、台湾に直接上陸して、中国軍を蹴散らせばいいって考え方だったんだ」
ピンク「でも現状の中国の能力を考慮すると、その計画は難しいという判断になったんだろうね」
ピンク「だから計画を変えるんだ」
シャ子「腰が引けてるんですね」 ピンク「台湾有事が起こったときは、まず南西諸島に軍事拠点を作る」
ピンク「制海権を支配するんだ」 ※制海権=海を支配すること
ピンク「そして九州から在日米軍を南下させて」
ピンク「台湾に上陸して中国軍をやっつけるんだ」
シャ子「結局、上陸するんですね」 ピンク「自衛隊の役割は、中国軍の艦隊や潜水艦をぶっ壊すことだよ」
シャ子「なんだか野蛮ですね」
シャ子「災害派遣の自衛隊のカッコいいイメージが下がりそうです」
黄色「中国軍が台湾人を大量虐殺してるのよ」
黄色「人を殺すために展開されてる軍艦なの。壊すのをためらってどうするのよ?」
シャ子「それはそうですけど」 黄色「政治的にやるべきことは土地の使用や、住民避難などについての法整備ね」
おれ「保守派の金持ちが、南西諸島の土地を買い取ってくれればいいんじゃないか?」
おれ「それか国有化するか」
黄色「我が国には緊急事態条項がないものね」 おれ「よくよく考えると、改憲の最優先課題は9条だけど、緊急事態条項の創設も大切だな」
シャ子「緊急事態において私権を制約する法律ですね」
おれ「中国や我が国の革新派が南西諸島の土地を買った場合、ちょっとめんどくさいことになる」
シャ子「はわ」 シャ子「人が住んでいますけど、いいんですか?」
ピンク「いいもなにも、認めるしかないじゃん」
シャ子「そういうものですかね?」 おれ「君主論に書いてあるだろ」
おれ「小国は専守防衛に徹するのがよい」
おれ「しかし専守防衛は、時間を稼いで国際情勢の変化を待つ戦略だ」
おれ「自力で勝つ方法じゃない」
シャ子「はわ」
おれ「勝つための他力がアメリカなのだから、存分に使えばいいだろう」 おれ「保守過激派のように、空想にすがる気はない」
おれ「我が国は、独力で自国を防衛することができない」
おれ「防衛にはアメリカの軍事力が必要だ」
シャ子「はわわ」 ピンク「我が国の防衛において、台湾の重要性を考えよう」
ピンク「シャ子、わかるかな?」
シャ子「第一列島線ですよね?」 シャ子「日本、台湾、フィリピンのラインが第一列島線です」
シャ子「ここを突破されると、小笠原諸島のラインである第二列島線以西の海岸は、中国の軍事力の脅威に日常的にさらされることになる」
おれ「正解!」
ピンク「他には?」
シャ子「他にもあるんですか?」 シャ子「台湾は世界有数の半導体の生産地で、経済安全保障においても重要です」
ピンク「他には?」
シャ子「はわ」 おれ「おいしっかりしてくれよマイミストレス!」
ピンク「そんなんじゃ世界を獲れないよ」
黄色「もっと悪賢く考えるのよ!」
シャ子「はわわ」 シャ子「そういえば、スパイについて書いたときに香港にCIAがいるっていってましたね」
シャ子「木を隠すなら森」
シャ子「中国にスパイをいれるなら、中国系が望ましい」
シャ子「台湾人は中国へのスパイとしても優秀だ!台湾は攻撃にも有益だ!」
ピンク「正解だよシャ子」 ピンク「台湾も香港も、中国の動きを知るための橋頭堡なんだ」 ※橋頭堡=足場
ピンク「台湾が中国に入れてるスパイは優秀だからね」
ピンク「中国共産党の深部に入り込んでるよ」
シャ子「台湾人ってすごいんですね」 ピンク「香港はもう橋頭堡として機能しなくなりつつある」
ピンク「さらに台湾が潰されると、中国内部の情報にアクセスしにくくなるんだ」
おれ「アメリカが補うとしても、台湾が自国で賄ってるスパイへの支出をそのまま補うことになる」
おれ「安くはない」
シャ子「はわ」 ピンク「それに台湾にも中国のスパイが入り込んでる」
ピンク「台湾が潰された場合、そのスパイが日本に入り込んでくるよ」
シャ子「え、イヤです」
おれ「だから安倍元総理が、台湾有事は我が国の安全保障っていってるじゃーん」
シャ子「なるほど」 シャ子「まとめると」
シャ子「台湾が潰されると、第一列島線が突破された場合、安全保障の見直しが必要」
シャ子「台湾のスパイが機能しなくなり、攻撃力が低下して、中国国内の情報が掴みにくくなる」
シャ子「中国の台湾へのスパイリソースが、日本に流れ込んでくる」
シャ子「最悪ですね」
ピンク「うん」
黄色「さらに台湾から難民もくるわよ」
シャ子「経済も!」
ピンク「台湾をおとされるわけにはいかないよね」
シャ子「そうですね」 黄色「でも本当の目的は、有事がおきた際の計画じゃなくて」
黄色「有事をおこさせないための計画よ」
シャ子「そうですよね!」
シャ子「戦いにならないのが一番いい!」
黄色「南西諸島に核ミサイルを配備すればいいのよ」
シャ子「!?」 シャ子「大変です、ピンク。黄色さんが!」
ピンク「アメリカは、台湾有事がおきた場合、核攻撃も視野にいれてるんだ」
ピンク「核兵器は核抑止力」
ピンク「核攻撃、ひいては戦争を抑止するための兵器なんだ」
ピンク「撃たれたくなければ、悪いことをするなって脅しなんだよ」
シャ子「なるほど」 シャ子「本当に撃つ気なんてないんですね」
ピンク「悪いことしたら撃つけど」
シャ子「!?」
シャ子「おれさん!黄色さん!」
黄色&おれ「撃つよ」
シャ子「はわ」 ピンク「今の世界の認識をはっきりさせておくね」
ピンク「今、中国は独裁者が支配している、可能性がある」
シャ子「習主席ですね」
ピンク「習主席は完全なる独裁者になりたい野心がある、可能性がある」
ピンク「国家主席のルールを改正して、死ぬまで在任できるようにしたことからも、その意思が伺える」 ピンク「世界はこの独裁者を取り除きたいんだ」
シャ子「なるほど」
シャ子「どうやって取り除くんですか?」
ピンク「外交的、軍事的な圧力をかけて習主席を失脚させるんだ」 シャ子「北京オリンピックの失敗、世界経済からの締め出し、それに伴う国内経済の縮小、人権問題への非難、軍事的な圧力」
シャ子「習政権は失敗だったと中共内で合意を作り、政治的に失脚させる」
シャ子「できるんですか?」
おれ「中国の国家主席は、全人代から選出される」
おれ「全人代が習主席を選出しなければ可能だろう」
シャ子「はわ」 ピンク「あくまで現状の話だね」
ピンク「中国はあまりにも大きくなりすぎた」
ピンク「習政権以前の状態に戻しても、アメリカが自国の安全保障と天秤にかけてリスクが高いと評価した場合、圧力をかけ続けるかもしれない」
おれ「我が国の立場は変わらない」
おれ「我が国の立場は歴史上一貫して、東アジアの軍事力の透明性の確保だ」
シャ子「はわ」 シャ子「習主席がやけになって、李首相を殺したらどうするんですか?」
おれ「そうなれば止まらないだろう」
シャ子「何が?」
おれ「…」
シャ子「何が!?」 ピンク「でも南西諸島に核兵器を配備するかは微妙だね」
おれ「黄色がイキりすぎなんだよ」
シャ子「ですよね、核兵器なんて配備しませんよね」
おれ「わざわざ南西諸島におかなくても、制海権をとれば核兵器なんて撃ちたい放題だろ」
シャ子「ですよね……」
シャ子「SLBMも空母と爆撃機もあるのに、核を撃てないなんてことはありませんよね」 おれ「我が国にいるスパイは中国や北朝鮮のスパイだけじゃない」
おれ「アメリカの犬と名高い日本会議もいる」
シャ子「そういえば日本人を大量虐殺したオウム真理教を支援していたダライ・ラマの話を聞かなくなりましたね」
おれ「チベットは全く触れられなくなったよね」
シャ子「我が国の民を殺した人を支援した人を褒めたらいけないという常識が身につきましたかね?」
おれ「アメリカの靴を舐めてるだけだろ」 おれ「オウム真理教は、最終的な敵はアメリカだった」
シャ子「そうなんですか?」
おれ「教祖がそう発言してる映像がある」
おれ「だからオウムが地下鉄サリン事件をおこしたあと、アメリカにおいて、この犯罪がアメリカ国内で行われたときに対処できたのかと大統領が追求されていた」
おれ「なぜこれを見落としていたのかしらんが、アメリカはアメリカを攻撃する意思ある者を決して認めない」
おれ「ダライ・ラマは、もう決して認めない」
おれ「日本会議も同じだ。日本会議もアメリカを攻撃する者を決して認めない」
シャ子「アメリカ会議に改名しろ」
おれ「アメリカが嫌がる」
シャ子「スパイだとバレるから?」
おれ「あんな薄汚い生き物、アメリカはいらないだろう。日本にもいらない」
シャ子「はわ」 おれ「台湾の防衛は、日米の最優先課題だ」
おれ「岸田総理がこれを嫌えば、アメリカの靴を舐めてる保守派が敵になる」
おれ「左翼は自民党を潰すために、政権の失態を待ち望んでいる」
おれ「保守派を敵にまわせば、あっという間に支持率がさがる」
おれ「だから総理は、聡明な決断をしなければならない」
シャ子「はわ」 シャ子「でも中国の経済力を考えると、難しくないですか?」
シャ子「私が習主席なら、いざとなったら制裁を加えますよ」
おれ「そこなんだよ……」
黄色「それなのよ……」
シャ子「はわ」 おれ「日本会議くらいになると、中国依存の産業である観光業に従事するものは死ねばいいっていうからな」
シャ子「キチガイですね」
黄色「菅前総理が国民の「命」と「暮らし」を守るっていってたのに、何も感じなかったのかしら?」
おれ「観光業に従事するものは、死んでいい日本人なんだろ」
おれ「コロナで飲食業がダメになって、その結果農作物の価格が下落して」
おれ「やっと、ダメだこれ!って気づく人たちだろ」
おれ「控えめに言って低学歴」
シャ子「口が悪い」 NPT批准してるこの国でこういうこと言うのすごいわ シャ子「日本人が死んでもいいって変な話ですね」
シャ子「安倍派は、主権である国民が拉致されたから、北朝鮮に怒ってるのに」
シャ子「拉致問題で怒りながら、国家の主権である国民の暮らしを破壊するんですか?」
シャ子「あべこべですね」
ピンク「あの人たちの保守はファッションだから。選挙においては有益だけど近寄らない方がいい」
ピンク「拉致問題に取り組んでいればカッコいいってだけだから、本質的な問題なんて考えてないよ」
おれ「考えられるだけの知能がないんだろう」 おれ「確かに中国の経済力は、我が国において重要だが」
おれ「この前、二階元幹事長がいわれたとおり、我が国の最重要パートナーはアメリカだ」
おれ「アメリカとの関係に亀裂を入れてまで、中国と仲良くする必要はない」
おれ「優秀な岸田総理と岸田派と官僚が、なんとかうまくやって」
シャ子「なんとかって……」 おれ「岸田総理が今般の日米共同作戦計画をまとめて、問題なく政権運営ができるなら大したもんだ」
シャ子「絶対支持ですね!」
おれ「安倍派が潰すべきは麻生派だな」
シャ子「またそういうことをいう!」 シャ子「なぜ麻生派を潰す必要がある!」
シャ子「麻生副総裁は仲間だ!」
おれ「現在、自民党内にある経済財政の議論は、財政規律か金融緩和・財政出動だ」
おれ「金融緩和・財政出動のアベノミクスによって好調だった経済を腰折れさせたのは、麻生副総裁を筆頭とした財政規律派だ」
おれ「財政規律か金融緩和・財政出動か、どっちが正しいか、おれにはわからない」
おれ「しかしおれは安倍派のファンだから、金融緩和・財政出動を推奨する」
おれ「推し進めたいのであれば、邪魔なのは麻生派だ」
シャ子「いってることは理解できますけど」 おれ「現在の岸田総理の地盤は、岸田派、麻生派、茂木派の連帯によって成り立っている」
おれ「岸田派か茂木派を潰して安倍派が加わっても、財政規律派の麻生派がいるんじゃやりたいことができない」
おれ「ならばいっそ、麻生派を潰す」
おれ「岸田派、安倍派、茂木派というのも面白いんじゃないか?」
黄色「私、茂木派が苦手なのよ」
ピンク「わかる」 ピンク「安倍政権が順調だったときの総裁選で、党内の多様性をアピールするといって石破先生を推薦したことがある」
ピンク「なんか苦手」
おれ「自民党の多様性については、前回の総裁選で野田少子化対策大臣ががっつりアピールしてくれた」
おれ「あの総裁選を見ていれば、高市政調会長や野田少子化対策大臣は意見の隔たりがあるものの、いろいろなことに協力して取り組んでいることがはっきりわかったし」
おれ「岸田派にも多様性に配慮できる優秀な人材がいることが言及されていた」
シャ子「自民党って多様ですよね」
おれ「安倍政権は、各派閥からバランス良く閣僚を任命し、いい按配で政権運営をしていた」
おれ「多様性を示すことと、和を乱すことは違う」
おれ「おれも、茂木派はあまり好きじゃない」
シャ子「はわ」 シャ子「茂木派が嫌いといわれましても」
シャ子「じゃあどうするんですか?」
シャ子「岸田派、安倍派だけでは足りませんよ」
シャ子「麻生派か茂木派が必要では?」
シャ子「二階派?」
ピンク「ないないない」
おれ「谷垣グループとか菅グループとか石原派とかがうまくまとまらないものか?」
黄色「それ以前に岸田総理を潰そうとした二階元幹事長と蜜月だった安倍元総理って、岸田派と組めるの?」
おれ「ムリかな?」 シャ子「じゃあ岸田派、麻生派、茂木派がしばらく自民党を運営するんですね」
おれ「そうだろうね、岸田総理には総裁任期満了までの3年はやっていただかなければならない」
おれ「アメリカ様のご意向を受けた保守派に潰されるわけにはいかない」
おれ「だからこそ、南西諸島を軍事拠点に使おうというアメリカ様からの提案をのんでもらわなければならない」
シャ子「貴様がアメリカのスパイのようだな」
おれ「まさか、陛下への忠誠を捨てるくらいなら死ぬよ」 ピンク「沖縄は反基地活動なんてしてる暇ないよね」
ピンク「住人の避難には、地方自治体である沖縄県の協力が絶対に必要だよ」
黄色「前回の衆院選において、沖縄で自民党が議席を二議席とってたし」
黄色「来年の知事選で自民党が勝てるんじゃない?」
おれ「自分たちが次の戦場で生きていると、そろそろ自覚してもらわなければ困る」
おれ「守れといわれれば全力で守るのが国だ」
おれ「しかし、防衛のための計画も立てさせないで、戦場になって」
おれ「国が守ってくれなかったでは話にならない」
おれ「それは自殺だ」
シャ子「ですよねぇ」
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