勇者(中2♂)「みつけたぞ魔王、覚悟しろっ」 魔王(高2♀)「ええ・・」
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学校の校門
魔王「え、えーと?何急に…、わたし見ての通り普通の女子高校生なんだけど」
勇者「嘘をつくな嘘を!貴様が魔王の血を引く末裔であることは
わかってるんだっ」
魔王「ええ…?」
女友達1「えーなにこの子、中等部の子?かわいいじゃん」
女友達2「なんだ、年下の彼氏かー、このー」
魔王「いやそういうのじゃないから、あの君。ちょっとこっちこようか」 勇者「なんだ魔王っ、さっそく決闘かっ」
魔王「いや、そんなんじゃなくてさ。いや確かに私魔王の血引いてるらしいけど、
それもう何百代も前の話でさ。今はもう普通の人間だから」
魔王「こういう時の説明用にスマホに家系図いれてるのみて。
ほら、正確には137代前に先祖の人がたまたま魔王と浮気ックスして
そこからの流れで来てるだけでさあ、私自身はそういうんじゃあないから」
勇者「うるさいっ、それでも魔王の血を引いてることにはかわりないだろっ!
貴様を成敗しに来たっ、覚悟っ」
魔王「ええ…なんなんこの子」 魔王「そういう君も勇者を名乗ってるけど、ほんとに勇者の血を引いてる
一族なの?」
勇者「当たり前だろ、これをみてみろっ!スマホの家系図っ」
魔王「うーん、何々?確か初代勇者って仲間の魔法使いと結婚して…、
ん?あれ、ああ、君は、初代がいろんな町娘と浮気っクスして、系列の1つの流れの…
くっっそ末裔じゃん」
勇者「うるさいっ!ほかの系列はもう途中からわかんなくなって、家系図上
正当に勇者の血を引いてるってわかってるのは、僕の家系だけだ」
魔王「へえ、適当やね」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています