「狂乱の雨窓」
雨が窓をぶち破る勢いで叩きつけ、17階の部屋はガタガタ揺れてた。彩花、黒いサテンのキャミが肩からビリッと裂けて、赤いソファに尻もちついてる。テーブルにはワインが倒れて床にドバドバ流れ、なぜか金魚がピチピチ跳ねてた。時計は11時47分で止まって、秒針が逆走してる。彼女の目は赤く光って、「遅刻死ね!」って叫びながらソファのクッションを天井にぶん投げた。
ドアが爆発するみたいに開いて、悠斗が乱入。ライダースジャケットが雨でドロドロ、ジーンズの裾から謎の緑スライムが滴ってる。髪は逆立って雷が落ちたみたいにバチバチ火花散らし、「黙れ、今すぐお前を喰う!」って雄叫び上げて彩花に突進。彼女はワインの瓶を手に持って振り回し、「来んなクソ野郎!」って叫びながら瓶を床に叩きつけた。赤い液体が噴水みたいに吹き上がり、金魚が空中でくるくる回転。
悠斗が彩花の腕を掴むと、彼女のキャミが勝手に燃え始めて、黒いパンティだけが宙に浮かぶ。部屋の電気がチカチカ点滅して、ソファが突然跳ね上がって二人を押し潰そうとする。彼は「うおおお!」って叫びながら膝でソファを蹴り飛ばし、彩花の太ももに噛みついた。血と汗と緑スライムが混じって、彼女の足がカエルみたいにビヨンビヨン跳ねる。「痛い、痛い、もっとやれ!」って彩花が笑いながら叫ぶと、壁から謎の触手が出てきて二人を絡め取る。
悠斗の手がパンティを掴んで引きちぎると、なぜかそこから花火がバンバン噴き出して天井に穴開けた。彼女の首に吸い付くと、首筋からチョコレートが溶け出して床にドロドロ流れる。彼のシャツが勝手に脱げて、胸にタトゥーが蠢き出し、「欲望」と彫られた文字が飛び出して空中で爆発。彩花の爪が彼の背中に突き刺さると、背中から羽が生えてきて部屋中をバタバタ飛び回る。
「欲しい!壊せ!食え!」って彩花が叫ぶと、悠斗の指が彼女の腹に突っ込んで、腹から虹色の光が漏れ出す。ソファが崩れて溶岩みたいに溶け、金魚が「ギョエー!」って叫びながら二人に飛びかかる。雨が部屋に流れ込んで洪水になり、二人が絡み合うと雷が直撃して電流がビリビリ流れる。触手が踊り、花火が鳴り、チョコとスライムが飛び散り、夜が爆発して宇宙がひっくり返った。