幼女「あっ!おじさんがブランコすわってる!ちがうよ!ブランコはね、こうやってあそぶの!」 僕「あはは、そうだね」ブランコこぎこぎ
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幼女「おじさんへただね!もっとこうやってあしまげて、のばすんだよ!」
僕「君はうまいなー、おじさんそんなのできないよ」
幼女「できるよ!あたしもできたもん!」
僕「(周りに人はいないよな…)」 そして>>1は、ブランコが上手になりましたとさ
おしまい 僕「こうかな?」足をそっと伸ばす
幼女「もっといっぱいやるんだよ!こう!」
僕「こ、こう!うわっいてっ゙」足が地面にぶち当たる
幼女「おじさんおっきすぎだよ!そうだ!こう……、たってやってみて!」
僕「ちょっと怖いからできないよ…!」
幼女「こわくないよ!ほら!」
僕「(ちょっとだけなら…対重量は…まぁ大丈夫だろ)」 僕「う、うわ!揺れる!」ぷるぷる
幼女「がんばれ!」
僕「ちょ、これは本当にキツい!」
幼女「あたしがささえたげる!」
僕「ま、待って!危ないよ!」一旦降りる
幼女「えーつまんない」
僕「ブランコは人が乗ってるときに近寄ったら危ないよ。あと、立ち漕ぎも危ないからもうやめよう」
幼女「なんであぶないの?」
僕「バランスが取りにくいし落ちたら大怪我だよ」
幼女「あたしおちないからだいじょぶ!」
僕「どんなに上手い人でも落ちるかもしれないんだよ。それに、一度落ちたら死んじゃうかもしれないんだ」
幼女「しんじゃうってどうなるの?」 大人になると体重増えて重心高くなったせいなのか立ちこぎ難しいんだよな 僕「もう誰とも喋れなくなって、誰にも会えなくなって、何も見えなくなって、何も聞こえなくなって、動けなくなっちゃうんだ」
幼女「やだよそんなの!」
僕「でしょ。だから立ち漕ぎはやめよう」
幼女「でもね、おじさんブランコできなくなっちゃうの」
僕「おじさんはブランコできなくてもいいんだよ。君と話せて楽しかった。じゃあ、おじさんはもう帰るね」
幼女「やだ!おじさんとあそぶ!」
僕「君、お母さんやお父さんは?」
幼女「あれ?おかあさんいない!おかあさん!おかあさん!う、う、うえぇ、ぎゃーあぁあぁあん」
僕「ま、待って!泣かないで!おじさんと一緒に探そう!(これじゃまるで不審者だ!頼むから騒がないでくれ!)」 幼女「ひっ、うっ、うん…」おめめこすこす
僕「(ふぅ…一旦は落ち着いたか…連れ回すのもまずいしとりあえず交番まで連れてこう)
じゃあ、一緒についてきてね」
幼女「ママこっちにいるの…?」
僕「わからないけど、こっちでママを待ってれば絶対に会えるんだよ」
幼女「いつあえる…?」
僕「すぐだよ。だから一緒に行こう」
幼女「うん…」 交番前
僕「す、すみません!迷子の女の子がいたのですが…」
おまわりさん「えっ、とりあえず中に入って。君もこっちにおいで」
幼女「やだ!ママじゃない!」
おまわりさん「ママはすぐに見つかるよ。だから大丈夫だよ」
僕「大丈夫だから、ほら、入ろう」
幼女「うん…」 おまわりさん「ちょっと他の者も連れてくるんで、ここで座っててください」
僕「はい…(なんか最初と態度変わったなこいつ)」
数十秒後
おまわりさん「お待たせしました。では、この子は隣の者が見ていますので」
おまわりさん2「君、いくつ?」
幼女「…ろくさい」
おまわりさん「わたくし、大原と申します。では、事の経緯について教えていただけますか?」
僕「はい…。えっと、まず僕がみどりの森公園のブランコに座って休憩していたところ、この子が一人で話しかけてきて」
おまわりさん「その時はぁ、いつ頃でしたかね?」
僕「午後三時半くらいでしたね」
おまわりさん「午後三時半…、はい」
僕「ん…えっとそれで僕がブランコに座ってたもので、正しい遊び方をということで、漕ぎ方を教えてもらっていて……。十分くらいした後、僕は帰ろうとしたんですが、引き留められて……そういえばこの子の親はどこにいるのかと思い聞いてみたところ迷子だったようで……それでここまで連れてきた感じです」
おまわりさん「ふむ…。ちなみに、職業とお名前、年齢を教えていただけませんか?」
僕「(うわ…面倒くさい。早く帰りたい。でも、疑われないためにも素直に答えるしかないよな…)」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています