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虹夏「喜多ちゃんがおかしい?」ぼっち「は、はい…」
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2024/05/01(水) 15:08:42.183ID:lBeBhlwm0
虹夏「えーそんな、ぼっちちゃんじゃないんだから」

ぼっち「な、ナチュラルに傷つく発言をしないでください、あ、いやけどほんとに」

リョウ「具体的に郁代のどこがおかしいの?」

ぼっち「そ、その…、一緒に練習してても、
目を合わせてくれなくて、会話もぎこちなくて」

虹夏「えー、あの陽キャオーラ全開の喜多ちゃんが、何かの間違いなんじゃ」

ぼっち「そ、そ、そそれになんか、練習中、顔がちょっと赤くなってる
気がして…」

虹夏「ふーん…、ん?」
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2024/05/01(水) 15:08:58.686ID:lBeBhlwm0
リョウ「他には?」

ぼっち「ほ、ほかには…、そ、そうですね…、この間の練習は…」


2人で練習中

喜多「…」ジャーンジャーン

ぼっち「(喜多さん、最近なんだか演奏ぎこちないな…)あ、
き、喜多さん、そこは手を押さえる位置が違って、ここは…」スッ

喜多「え…?あっ…、ひゃんっ!」

ぼっち「え…?」

喜多「はっ、ご、ご、ごめんなさいっ、ご、後藤さん、急に手に触れてくるから
び、びっくりしちゃって!へ、へんな声あげちゃってごめんなさい」

ぼっち「あ、…は、はい…」

喜多「…//////」シュウウ…
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2024/05/01(水) 15:09:11.262ID:lBeBhlwm0
回想おわり

ぼっち「その後は、いつもより顔が赤くなったまま、演奏どんどんぎこちなく
なっちゃって…しかも心なしか頭から湯気が出てて…」

虹夏・リョウ「…」

虹夏「…ん…?ん…?」

ぼっち「ま、前はこんなことなかったのに…、やっぱり…あれですかね…」

ぼっち「私…、喜多ちゃんに嫌われるんですかね…、は、はは…」

虹夏「え、え、いやそれ、どーかなー、そ、そういうんじゃないような…
そ、それだけじゃ判断できないけど、なんかそれって少女漫画とかで」

リョウ「確実に嫌われてるね、ドンマイぼっち」

虹夏「ってうおおいっ!」
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2024/05/01(水) 15:19:23.103ID:lBeBhlwm0
ぼっち「や、やややっぱりそうですかねっ」

リョウ「うん、おっさん上司が女性社員の体に触るなんて立派なセクハラ。
ぼっちはセクハラ上司」

ぼっち「そ、そ、そんな…、わたしは、セクハラ上司…犯罪者」

虹夏「ちょいちょいっ、いや、何言ってんの私たち女子高生だよっ、
ぼ、ぼっちちゃん、他にはないの、え、エピソードっ」

ぼっち「そ、そうですね…、あとは…」

……

ある日の昼休み

ぼっち「(今日の昼休み、喜多さんと練習予定だけど、喜多さん遅いな)」

女子生徒1「あれ、2組の後藤さんだよね?」

ぼっち「えっ…」

女子生徒1「前、文化祭で演奏してたよね、すごかったよね」

女子生徒2「ほんとほんと、プロみたいだったっ」

女子生徒3「あれで私の友達ギターはじめたんだよっ」

ぼっち「ほ、ほんとですか、えへへ…(い、いっぱい褒めてくれる…、いい人たちっ…)」

喜多「おほんっ」

ぼっち「え?」
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