魔法使い「魔王との戦いで勇者は死んだ。僧侶も戦士も死んだ。私だけ生き残って勇者が最後に転移魔法で逃してくれた。」

魔法使い「勇者ですら勝てない相手。人類は魔王に勝つことは出来ないかもしれない。」

少しずつ集まってきていた国民達の間にどよめきが起こった。

国王「そ、そんな…我々人間にはどうすることもできないというのか?」

魔法使い「…私がもう一度旅に出る。強い魔物は殆ど倒したし、レベルもだいぶ高くなってる。残っている幹部も倒して、魔王も倒す。」

国王「で、でも魔王は倒せなかったのではないのか?勇者らがいても勝てなかったのに1人で勝てるのか?」