NHKは26日、2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」発表会見を実施。俳優の北村匠海が、ヒロイン・朝田のぶ(今田美桜)の夫・柳井嵩役を務めることを発表した。

第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかし(1919-2013)と小松暢(1918-1993)の夫婦がモデル。遅咲きの漫画家・やなせが70歳にして生きる喜びを書いたアンパンマンのマーチの歌詞を生み出した背景には、戦前・戦中・戦後と激動の時代を共に生き、けん引し続けた「ハチキンおのぶ」の存在があった。

何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでの人生を、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。原作はなく、脚本は連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「西郷どん」などを執筆した中園ミホ氏が担当する。

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