魔法使い「勇者は死んだ」国王「え…?」
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魔法使い「魔王との戦いで勇者は死んだ。僧侶も戦士も死んだ。私だけ生き残って勇者が最後に転移魔法で逃してくれた。」
魔法使い「勇者ですら勝てない相手。人類は魔王に勝つことは出来ないかもしれない。」
国王「そ、そんな…我々は死ぬしか無いというのか?」
魔法使い「…私がもう一度旅に出る。強い魔物は殆ど倒したし、レベルもだいぶ高くなってる。」
国王「で、でも魔王は倒せないのではないのか?勇者らがいても勝てなかったのに1人きりで勝てるのか?」 彡⌒ミ
(´・ω・`)/| ピーン
と と ヽノ∞oo
ヽ 、 ) ∞oo Π
>_/>_/ ∞oo日 ???「俺の出番だな」
魔法使い、国王「誰だよ!お前!」 魔法使い「…勇者がいない世界に悔いは無い。魔王も弱っているからすぐには行動を起こせないはず。狙うなら今がチャンス。」
国王「…そうか。我は何をすればいい?我に出来ることならなんでもする。」
魔法使い「国の軍を強化しておいてほしい。もしかしたら勇者に次ぐ実力を持った者が現れるかもしれない。」
国王「あぁ、わかった。くれぐれも気をつけてくれ。幸運を祈っておるぞ。」
魔法使い「うん。行ってきます。」 @
ヽ|ノ
彡 ⌒ ミ
(´・ω・)
( つ(\
(\_ノ(___)⌒ ⌒ヽ_
・+. ) ____ ・_つ
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゜+゜++.゜.+.・+.゜ ( ヽ ⊂⊃
+゜+.゜・+ ⌒ヽ ( )
゜+.゜ ( ' ( ヽ⌒ヽ 、 γ
+ ゝ `ヽ( ⌒ ) (⌒ 、
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~~ ~~ ~~~ ーーーーー城下町ーーーー
???「ま、待ってください!魔法使いさん!」
魔法使い「誰?」
賢者「あ、あの!私賢者っていいます!先ほどの話聞いていました!これから1人で旅に出るのですよね。よければ、私も連れてってくれませんか?」
魔法使い「君何ができるの?」
賢者「…え?」
魔法使い「魔王を舐めてはいけない。もちろん他の魔物も。旅をしてるといつ魔物に襲われるかもわからないし、正直足手纏い。」
賢者「…私は、舐めているわけではありません。ただ、貴方の役に立ちたいだけなんです。」
魔法使い「だから足手纏い…」
賢者「初級回復魔法なら使えます。あと、炎魔法も。これくらいでは役に立たないのはわかっています。だけど私も連れて行って欲しいんです!」
魔法使い「何故そんなについてきたがるの?死にに行くようなものなのに。」 賢者「私は2年前、魔法使いさんに助けられたんです。」
魔法使い「!」
賢者「東の村にオークの軍団が襲いに来た時、村でまともに戦えるのは私だけでした。私は使える魔法は少ないけど、魔力量が多いから魔法を連発できるんです。」
賢者「私は1人でオークと戦っていました。男達に女や子供を逃させ、老人を隠すように言って。」
賢者「で、もう無理だってなった時に魔法使いさんたちが助けに来てくれたんです。オーク軍を倒してくれた。」
賢者「だから今度は私が貴女の役に立ちたい。どうか私も連れてってくれませんか?」
魔法使い「…わかった。ただし、足手纏いにはならないようにして。最低限自分の身は自分で守ること。動けなくなれば置いていく。」
賢者「ありがとうございます!」
魔法使い「じゃあ行こう。」 ーーーーー東のほこらーーーーー
賢者「魔法使いさん、ここに何があるんですか?」
魔法使い「ここは旅を始めて最初の方にきた場所。まだ、私達が弱すぎて倒せなかった敵の幹部がいる。」
賢者「魔王を倒しに行かなくてもいいのですか?」
魔法使い「確かに、倒しに行くのは早ければ早いほどいい。だけど人間に直接危害を加えるのは幹部が率いる魔物達。魔王は基本城にいるからあまり人に危害は加えない。」
魔法使い「魔王も倒さなきゃいけないけどその前に他の幹部たちを倒しておきたい。」
賢者「た、確かに言われてみれば…」
魔法使い「ほら、着いたよ。この奥にあいつがいる。」 スライムキング「あ!?誰だテメェらは!?」
魔法使い「しらない。」
スライムキング「舐めた口聞いてんじゃねぇぞ!」
ドスンッ!
魔法使い「スライム族は手足がないから基本的に自分身体を直接ぶつけてくる。だから地面から離れたタイミングで攻撃をぶつける。」
魔法使い「中級氷魔法。」
パキキキキキキ
スライムキング「な、なにぃ!!!????身体が動かねぇ!」
魔法使い「賢者。」
賢者「は、はいっ!初級炎魔法!初級炎魔法!初級炎魔法!…」
スライムキング「うわぁぁぁぁぁ!!!!!あちぃぃぃいいいい!!!!」 スライムキング「クソ!クソ!こうなったら…分裂!」
ピチャピチャバァァァァン!!!
魔法使い「賢者、1匹も逃さないで。」
賢者「わ、わかりました!」
賢者「初級炎魔法!初級炎魔法!初級炎魔法!…」
ボゥッ!
魔法使い「中級氷魔法。」
パキキキキキキキ!!!
分裂したスライムキング「く、くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」 賢者「はぁはぁ…た、倒せました?」
魔法使い「うん。倒せたよ。」
賢者「よ、よかったぁ〜!」
魔法使い「今回は怪我もしなかったからよかったけど、これからどんどん敵も強くなる。油断しないように。」
賢者「は、はい!」
グゥゥゥ
魔法使い「まだ敵がいる。気をつけて。」
賢者「…い、今のは私のお腹の音です。動いたらお腹空いちゃいました。」 ーーーーー東の村ーーーーー
魔法使い「本当にいいの?」
賢者「大丈夫です!魔法使いさんだったらお母さんも歓迎してくれます!」
コンコン
ドタドタドタ
賢者母「はーい。どちらさま…」
賢者母「あら、賢者じゃない!お帰りなさい。それとそちらは….」
魔法使い「魔法使いです。」
賢者母「まぁ!あの時助けてくださった方?ここで話すのもなんですし、どうぞ中へ入って!」 ーーーーー東の村ーーーーー
魔法使い「本当にいいの?」
賢者「大丈夫です!魔法使いさんだったらお母さんも歓迎してくれます!」
コンコン
ドタドタドタ
賢者母「はーい。どちらさま…」
賢者母「あら、賢者じゃない!お帰りなさい。それとそちらは….」
魔法使い「魔法使いです。」
賢者母「まぁ!あの時助けてくださった方?ここで話すのもなんですし、どうぞ中へ入って!」 遅くてすみません見てくださっている方がいるかはわかりませんがゆっくりかいていきます 賢者母「そう、勇者様たちは死んでしまったのね…」
賢者母「1番辛いのは魔法使いちゃんよね。さぁ!私はご飯を作ってくるから少し待っててちょうだい!」
ダッダッダツ
賢者「…魔法使いさん。やっぱりお辛いですよね。」
魔法使い「…そうだね。」
賢者「あの、すみませんでした。」
魔法使い「賢者が謝ることないよ。最初は役に立たないと思ってたけど今は心強い。」
賢者「え、う、あっ、ありがとうございます…」 もうだめだまた今度書き溜めてからスレ立てます
今日はすみません 来週の土曜9時にまた立てます
リアル忙しく急ぎで書くので文もおかしいところがあると思いますが見ていただける方はぜひ覗いてください ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています