本日はこのような場を与えていただきありがとうございます。
少しだけ語らせてください。
思い返せば長いようであっという間の42年間でした。
あの頃の僕は半導体の未来を信じきれず入ったその日に転職先を探しているようなとんでもない奴でした(ここで笑いが起きる)
しかしもう知らない方も居るでしょうが僕の師匠である原さん、琢磨さんに出会い全てはいっぺんしました。
こんな小さい半導体が世界を変える。
毎日のように遅くまで働き、居酒屋に滑り込んでは原さんと琢磨さんに半導体の夢と未来を語られました。
そうこうしているうちに僕も半導体が好きになっていて気づけばクリーンルームの引きこもりなんて言われるようになってたり(ここでまた笑いが起きる)
でも僕たちが作ったプロダクトが世界で認められた時本当に嬉しくてその日は眠る事が出来ませんでした。
それからして世界的企業もどんどん進出してきて気づけば全く違う業種の会社となってしまいましたが、ですが全て繋がっていると僕は思っています。
みなさんに伝えたいのはどうか諦めないでほしいという事。
ここで僕はリタイアとなりますが諦めなければまだまだ何にだって可能性はあります。
どうか若い方たちはこの会社を盛り上げてください。
良い便りが来る事を期待してます。
本日はこのような場を設けていただきありがとうございました。
また遊びにこさせてもらいます。
(頭を下げる)


どうだろうか?