試合まとめ

二回戦は山梨学院と健大高崎の関東対決。
健大高崎はエースの佐藤、山梨学院は津島とどちらもこれまでと同じパターンの起用。どちらも好投手ということもあって前半戦はお互い3939の投手戦となる。
だが4回に津島の爪が割れたのか、ユニフォームへ血がついているのが確認される。これ以降津島はコントロールを乱してしまう。
4回はなんとか乗り切ったもののなぜか5回も続投。しかしやはりコントロールが定まらず、よんたまでランナーを溜め、浮いた球を斎藤、田中、箱山に痛打され4失点で降板。
後続はエースのファミリアが乗り切るものの時すでにモリシ感が強く、マモノスレは吉田監督の地蔵っぷりに荒れたレスが飛び交う。
一方、健大高崎の佐藤も指を気にするそぶりを見せていたためか、こちらも後半から石垣に継投。得点圏にランナーを簡単に背負うが得点を許さない劇場型の投球でこちらは継投を成功させる。
健大高崎は変わったファミリアに対しても攻める手を緩めず、7回には高山箱山の山コンビに連続タイムリーが出て6点差と突き放す。
山梨学院は8回に連打とよんたまで無死満塁のチャンスを作るも最低限の1点のみ。流れを引き寄せることができない。
健大高崎は第二試合とは異なり攻めの姿勢を崩さない形で打ち勝ち。継投によるエースの消耗も避ける形で勢いそのままに決勝の舞台を目指す。